Arboriculture アーボリカルチャーの伝道師Arborist アーボリストと酒を交わす!

Arboriculture アーボリカルチャーの伝道師
Arborist アーボリストと酒を交わす!

慌ただしいが日常になってしまった今日この頃

ハゲで毛は無いが考える事のできる脳みそはまだあるらしく

現場を若い衆に任せてちょっくら奈良に、”北やん”と出かけてきた

誰よりも伐るが信条だったが

誰よりも伐るが信条だったが


目的は単純に同じよな職種の人間に会ってみたいかっんだ、最初は少し
色気もあったんだけど、前回ちょっとアタックしてみた時から早や一年
経っていて・・・もう仕事の事はどうでも良かったんだけど、人に興味があってね

で、会いに行ったのが、ベルクジャパン・カンパニーの西川さん、関西系の似て非なる職種
いわゆるアーボリストだ、

日本ではドコゾノの誰かさん
がご丁寧に商標登録をして下さって頂きましたので・・・気安く使えない
名称になってしまいましたが、ホボホボ一般名称的な~ですが はい

オイラは木こり上がりの特伐屋、特殊伐採士ってやつなんですが、そこそこ
良い年こいて来てしまいましたので、考える事も多々有り、また相方が造園
上がりな事もあって、色々と考える訳ですよ

数年前からアーボリストと名乗る人達の噂が耳に入るようになり、特伐屋
イコールちょぅっとアホゥ~?ってな事も言われ、コイツらどんだけ伐るんだよ!!って
はっきり言って俺のが伐るぜってずっ~と思ってたわけなんです、今でも思ってますが
そんな事はどうでもいいかっ、

で、アーボリストって名乗ってる人達も色々居る訳だが~なんとな~く同じ匂いを感じたんで
(俺が勝手に)会いに行って来ました

で、西川さんもヴァウワ(英語っぽいだろ?)も気さくで良い人達だったよ、
話のスケール・人のスケールが違う人達だったし

行きしな、”北やん”とロジック(理論ね)ロジック言う奴らだったら、さっさと
帰ろうぜって言ってたんだけど、結局 ちょこっと 麦酒を飲んで着たました
ビール足りんかったな、次回は倍量いるなありゃ=・・・

一杯のコーヒーが世界を変えることもあるからさ

一杯のコーヒーが世界を変えることもあるからさ


よもやま話を沢山して頂き、会いに行ってよかったと正直思うよ、現場ほったらかしに
して行ってよかったよ(お待たせしている皆様ごめんなさい)

まっオイラがイマ今 アーボリカルチャーを語る事は出来ないし、アーボリカルチャー
なる意味を理解する事も今は出来ないが、理解しよとする努力はする事にした、
時代も環境も常に変化し、現状にとどまって居たら取り残される世の中だし色んな考えが
会ってもいい訳だけどさ

オイラ達みたいな仕事から 木と木 人と人を結ぶそんな感じなんでしょうか

それぞれの価値観・方法・生き方があるんで、永遠にオイラ達はアーボリストって
胸張って名乗る事は出来ないかも知れないが

またまたアーボリカルチャー自体を受け入れる事も出来ないかも知れないが

いつか理解出来るよ、たぶん・・・

俺達なりに考え繋げること、知恵熱でそう~へこみ中~

俺達なりに考え繋げること、知恵熱でそう~へこみ中~


アーボリカルチャー的な~みたいな~特伐屋って事でどうでしょう?(あはあは)
まっそんなこんなで今後とも色々な人達とお話してみたいと思った次第でございまする。

で、物の弾みで秘密兵器も注文してきちゃったし~♪
西川さん、ホントにソレ目的では無かったんですよ、たまたま一年経ってしまったんです。
(言い訳ぽっくなるのでやめておきますが)
ちょっとお酒の力もあり大風呂敷広げちゃいましたが・・・それなりのお値段で・・・
赤いベースに白のストライプ気長に待っております

色々とお話頂きありがとうございました。またお邪魔させて頂きます
今度は手羽先もってきますから

西川さんのブログ ツリーキャンピング

新緑の木漏れ日を纏って伐る 愛知県 特殊伐採作業

新緑の木漏れ日を纏って伐る
愛知県 特殊伐採作業

作業をお待ちの皆様、お待たせしてスミマセン
何とか日程が調整出来てきましたので、近日中に
作業日をお知らせさせて頂きます。ごめんなさい

あっという間に初夏を思わせる気温になってきましたね。
この時期に体を慣らしておかないとエライ事になりますよ、まったく

扇風機付きのクールジャケットを買っちゃおうか?否か悩ましい今日この頃、買ったは良いが一日目で破いちゃいそうなので、どうなのかな?
アレ 気になる

超超超~綺麗なラフターです、岩本重機 岩ちゃん号

超超超~綺麗なラフターです、岩本重機 岩ちゃん号


と言う訳で、愛知県内の特殊伐採作業は是非一声おかけ下さいって事で
、先輩の岩ちゃんと伐ってまいりました。

相変わらずのピッカピカ具合!!県内でも有数の綺麗なラフタークレーンでしょ!!コッチも小枝一つ落とすとドエライ目に会いますので、慎重に慎重に

おもちゃ買って貰った子供みたいだよ、俺もだけど・・・

おもちゃ買って貰った子供みたいだよ、俺もだけど・・・


“北やん”と毎日交代しながらの作業ですが、ラフター入れば楽勝でしょっていつも思いますが、今回はちょっとね

とは、良いながらやっぱ交代出来るって素敵です、1人ジャー無いって素晴らしい

伐り粉のシャワーが綺麗だったので

伐り粉のシャワーが綺麗だったので


クレーンオペの岩ちゃんも毎度の如く、柔らかい動作で対応してくれるし、先輩今回も助かりました、ちょっと無理な事もありがとうございました

まっ~センターで切れれば良いんだけど・・・クレーンが入るだけラッキーって思いますよ、はいっ

無事帰還~水分み~んな持ってかれたよ、喉乾いた

無事帰還~水分み~んな持ってかれたよ、喉乾いた


いやいや、今回は

作業をお待ちの皆様、お待たせしてスミマセン
何とか日程が調整出来てきましたので、近日中に
作業日をお知らせさせて頂きます。ごめんなさい

と言いたかっただけです

オマケ、Mechanical Friction Devices

Petzl ZigZag ペツル ジグザグ と
Rock Exotica The Unicender ロックエグゾティカ ユニセンダー

Petzl ZigZag ペツル ジグザグ と

Petzl ZigZag ペツル ジグザグ と
Rock Exotica The Unicender ロックエグゾティカ ユニセンダー


似ているようで、全く動きが違います、どちらもメカニカルで見た目は
両方好きなんですが、どうなんでしょ、ペツルジグザグの秀逸さは皆さん
ご存知だろうと思いますが、このユニセンダーSRTでも対応可能って所に完全に騙された・・・言っとくけど単体でSRTなんて~ですから!!

使ってますが・・・

大きさはコンナ感じで、重さはジグザグのが軽いけどDRTのみ一応対応
一応

作業者としては大きさや重さが非常に気に成るところじゃーないかなって
事で

あっユニセンダーメカニカルで格好いいんですよ、カッコイイんだけど

心の声:

ガツガツした奴いね~な・・・俺たちがおかしいんだろか??

樹齢450年 銀杏 Ginkgo biloba織田信長と共に生き続けろ!!

樹齢450年 銀杏 Ginkgo biloba
織田信長と共に生き続けろ!!

春日市 常泉寺

言い伝えによると信長にご縁がある、銀杏だとか

保存樹だったら、しっかり面倒みよう春日井市さんよ~

保存樹だったら、しっかり面倒みよう春日井市さんよ~


信長 1534年誕生 1582年本能寺の変にて没す、ということらしいので、
計算的には合ってる

当初は樹齢450年と聞いて、結構太いだろって下見に行ったんですが、以外や以外
そんなに太くなく、そんなに経ってるかと思ったんですが、ノコを入れて納得です

どれだけの人々が見上げて来たんだろな

どれだけの人々が見上げて来たんだろな


強剪定のお話を頂いた時には、伐っちゃえばとも思いましたが、私の生きてるうちは
面倒をみてあげたいととの事、木こりはやっぱり”木こり”反省しきりです・・・

オイラは伐るとなったら、樹齢何百年だろうと、スッパリ伐るし、残すとなったら
しっかり残したいんで

という事で、そういう事でしたら、やっぱり”スーさん”でしょって
速攻 樹木医の鈴木重蔵先生にお電話~♪ 

樹齢450年の銀杏なんだけど、ちょっとお願いできまするか?と

わしゃ忙しい、と口では言いつつ、ご了解頂きましたよ。
コノ前、手伝ったモンな、オイラ♪ 忙しい中、参上したもんな 

ありざっす

ということで

診断と強剪定のカンファレンス

地盤が一番大事だぞっと

地盤が一番大事だぞっと


何でコンナに細いんすっかね~
元々お寺さんの軒先にある銀杏なんで、地盤が固く太くなれなかったんだわな
根元の方も随分と痛んでるし、樹皮も悪いが

しかもこの銀杏には立派な乳根(ちちね)が垂れ下がっていて、凄いんですが
スーさん曰く、状態が悪い木に付いてる事が多い(例外も)と

木こり的には興味深い知識を頂き、今日も大変勉強させて頂きます

で、剪定を繰り返していますので、剪定痕がモッコモコに膨らんで、いかにも
重そうなので、頭を下げて、瘤を取り軽くして様子を見ようって事に

はっまた出た、軽く言ってクレチャッタ・・・滅茶苦茶重い塊を軽く言ってクレチャッタ
ひと瘤、数百キロを軽く言ってクレチャッタ・・・降ろしますが・・・おろしますよ
サッパリさせて見せますよ、頑張りますよ、軽くないですが、ソレがオイラの仕事
ですし。

仕事は上からサッパリとっと、ノコを入れ始めたんです、楽勝!って思ってたんです
枝からチャッチャとって思ってたんです、昼には何とか形になるなって思ってたんです

幹にノコを入れたとたん・・・

本日使用チェンソーSTIHL201TC ノコが入っていきません、んっ えっ をっ
なんじゃーコレ ソーチェーン ボッロボロ・・・ ホボ新品の刃 ガッタガタ・・・

うっわっ~何か入っとる~石か釘か何か入ってる!!滅茶苦茶硬てぇー
ダメだ・・・Husqvarna346XPG上げてくれっとマシンチェンジ!!

おをっ~をっ~それでも撃沈・・・

樹上で刃を研ぐ事なんて滅多に無いけども

樹上で刃を研ぐ事なんて滅多に無いけども


樹上でコマめに刃をすりあげて、何とかカンとか伐り進みましたよ、コチラも
ホボ新品の刃がボッロボロ・・・

後で聞いた話ですが、直ぐ近所に製紙工場があり、樹木を溶かす溶剤が煙突
の煙と共に、周辺を覆いつくしていたと、それが石塊化したんでは、ないかと
その工場でお勤めだった、おじちゃんが話してくれたんだけど、すげっ~硬かった

スーさんの指示の元、良いんじゃーね=、カッコよく仕上がったんじゃねー
樹木医的、強剪定。

いい感じ~♪ 中途半端は許せません

いい感じ~♪ 中途半端は許せません


スーさん ありがとっす オイラ伐る人、スーさん指示する人
最高のコンビネーションでしょ、やっぱり分業的作業が一番良いよ

大きな奴程、下から見て貰った方が絶対いい、確かな人に

そんなこんなで、あっという間に日も傾き、テンコ盛りの処理材を
あ~また 真っ暗になっちゃった・よ・・・

御施主様、大変気を使って頂き、お茶に漬物、さらには名古屋銘菓の
”なごやん”懐かしいっコレしかなかったんだよ、オイラの子供のころは。

なごやん! 懐かしい味

なごやん! 懐かしい味


重ねて多大なる心づくしに感謝申し上げます。

また、大変お待たせしてスミマセンでした、良い勉強させて頂きました
ありがとうございました。

また、見に寄ります

PS:心の声

“北やん”おいら達の得意な分野を極めて行こう、その先にきっと
道が開ける、飛び回るよ、樹上を自由自在に、絶対的エース
が居るから、追いかけ続けれるもんだしな!

特殊樹上伐採技術の更なる追求の為 Rope Climing Techniques 本 Step by Step

特殊樹上伐採技術の更なる追求の為 
Rope Climing Techniques ロープクライミングテクニック 本 Step by Step

滅茶苦茶暑いです・・・この先が思いやられますぞ

諸行無常 変わぬ物などありゃーしない!!っと言う事で、

今までの僕の伐採技術を見直すいい機会が有りました、無性に腹が立ったけど
ズバリ本質をつかれたようで、今となっては良い出会いだと思ってます

と、言う事でもう一段、階段を上がって見ようと思います

まーヤッテル事が特殊な事ですので、コノ業界の皆もソウでしょうが、各自
創意工夫を重ねて、重ねて、更に重ねて頑張って各自の技術を高めてきた処でしょう

で、近年になりArboricultureなる異国文化・技術の流入とともに、アーボリスト達
の使用する、機材・技術が どっどっどっ~ってな感じでこの特殊伐採の世界に変化
を巻き起こしている、今日この頃

まっ色々と思うところはあるのですが、割と素直な性格ですし、経験的な技術(技量)に更に理論武装したら、最強でしょって事で勉強させていたただきます!!

自己満足的な勉強からって事です==

ただ、僕は何処までいっても、”特伐の衆・木こり”です

前置きが長くなりましたが、取りあえずこちらの本

rope climbing techniques 本

rope climbing techniques 本

Rope Climing Techniques 吉見次郎 著

早速読んでみましたって遅いけど

アーボリカルチャー研修会 ロープクライミング にてテキストとして
使用されてる本から

早速 レビュー 

リギングテクニックRigging Techniques  もそうですが、書かれてる事は基本な事です、諸外国の本には無いとっても解りやすい内容ですし、

子供に木登りの絵本だよ~って見せても、理解可能ですので、僕でも解ります

ただ、最新の技術やギア等の情報は見当たりませんので、こういった情報は諸外国のWEB等の方が良いでしょう。

また長年、特伐に従事している人達にには、ピンっ とくる事が無いかも知れませんが
考えても見て下さい。

フリクションヒッチにブレイクスヒッチなんかで仕事してる人=居ません=知りません=
もっと簡単なギアあるし=基本飛び越しで仕事・・・ だったんじゃー無いかな~

上記はヒッチに話だけど、木切りのテクニックもソウだったんじゃー無いかな~って

別に僕はアーボ至上主義者でもありませんが、でも そんな事的な基本的な事も実は大事なのかも、後輩や仲間に伝える事も同じでは無いかと・・・

情報量不足(人的)・慢心(自惚れ)・思い込み(今までそうだった)からの脱却を
今年は目指しますよ~

特殊伐採技術の追求の為・・・step by step

特殊伐採技術の追求の為・・・step by step

上には上がいるし、個人の力なんてたいしたこと無いですから、チームを強化して
いくには理論も大事かなと・・・という事で 研修会にも行ってみようと思ってますので
その時は宜しくです

Rope Climing Techniques 本 その意図を探ると面白いんじゃーないでしょうか?
アウトドアショップKで売ってます

あっれ~”お前が”って思う人も大勢いると思いますが、諸行無常って事で

ART Spiderjack スパイダージャックを使い倒す Advanced Ropeclimbing Technology

ART Spiderjack
スパイダージャックを使い倒す
Advanced Ropeclimbing Technology

DRTシステムの必需品? スパイダージャックを使い倒してみます

ART スパイダージャック

ART スパイダージャック

まっ~今時 樹上での伐採にはクライミングロープを使用しての作業が一般的に
成りつつある中、林業現場においても架線作業の補助、トラブル等でもより安全作業を
心がける人達にも、普及し始めている、まだまだ一部だが・・・

話は変わるが

多くの人と出会いがあり、また純粋に林業の仕事をする事もあった

木曽谷で一緒に働いていた、スエディシュの出稼ぎの同僚が何時も言っていた事が
日本の林業の行政・機械は何十年も遅れてるって

もう10年位 前の話だけど、スゲーカッコイイ作業着を着用し、作業していたので
帰国後カタログを送って貰ったりもした

いろんな意味で洗練されてると思った

そんな事をふと思い出した、この惨憺たる日本の森林を久しぶりに目の当たり
にした瞬間・・・

もう完全に手遅れだと思ったよ。愛知県の山は殆どボサ山と成り果ててる・・・

まっ 山に戻るつもりも無いが

更に、安全を追求していく過程で、面倒な事を省く メカニカル系のギアを導入する事は非常に大事になってくると感じる今日この頃

僕自身、疲れや、緊張でテンパッて樹上でヒッチが組めなくなる時も有る、修行が足りないって言われればそれまでですが、燃え尽きる事があるのも樹上作業の世界、そんな状況でもメカニカルギアは素早くセット可能だし

また日々進化する、アーボリカルチャーにおけるロープシステムメカニカル化に乗り遅れないよう、取り入れて行きましょうよってって事で

早い話が、接続部分をメカニカル化し単純にして行こうと物欲の赴くまま、嫁さんに内緒で買いまくっていく所存です・・・(誰に向かって表明してるのか意味不明ですが)

まっ他にも色々と目論んでいる処で、使ってるギアを紹介がてら・・・

で、意外と多い このスパイダージャックに興味のある人がいるみたいで

DRTシステム用に開発され、ロックジャックの進化版というふれ込みですが、ロックジャックとの一番の違いは、ロープを外さずにセットできる:ミッドセットが出来無いと言う事です

セットはロープエンドを上部の穴に突っ込ま無いとダメですよっと

上部の穴にエンドを そ・う・にゅう・・・

上部の穴にエンドを そ・う・にゅう・・・

コレが進化?って思う人も多いんではないでしょうか?僕もロックジャックにするかスパイダージャックにするか?少しばかり迷いましたが、選んだのはコチラです

色んな人達が、インプレッションもしていますが、あまり評判は宜しく無い様子ですが

で、なぜコンナに評判が悪いのか?っていうと 多分こんなところでしょうか?
(使用感は個人差の問題ですので、最終的には自分で)

作り自体はソウ変わりません、見た目には引き手が木のボールかメタルかって言うぐらいですが、

その動きは 別物です

メカ的には、当然摩擦力でロープの滑りをコントロール、どのギアもココは変わりません

ロックジャックも使いましたが、何処からでも、ロープにセット可能だし
ロープの上昇滑り込み、下降時の引き出しは秀逸です。

コチラはコチラで凄いお勧めのギアです

こちらの、良い点は まずストップが確実、誰でも安全に、上昇・下降が出来リムウォーク時やらでスローでの引き出しがコントローラブルな事、ジワジワと思った量のロープの引き出しが出来る

で、片やスパイダージャック、ロープ引き出しのメインが、この木製のスライダーをロープに親指で当て込む事で、摩擦をコントロール、それ以外はホボ フリー状態、モチロン、ハーネスに加重が乗れば、即座にストップしますよ

多少コツが要りますが慣れの問題です

 ART スパイダージャック 親指で調整

ART スパイダージャック 親指で調整

早い話が下方向に加重が乗ってないときは、フリー状態を維持するんです
ロープテンションが無いときはフリーなんです、スコスコであります

当たり前ですが上昇時の滑り込みはまさに、アンビリーバブル!!スルスルです

多分、皆が気になる点は、このフリーな感覚だと思いますが、逆に考えればそれだけ、ロープが早く動かせる出せるんです。

で、ぼくはこのフリー的感覚が作業において、必要な事があるのでDRT時はこちらのスパイダージャックを使用

要は素早く、脱出もしくは移動しないと行けない場面、まっ~あまり好ましくは無いですが、ノコを入れた後その場所を直ぐに離れないとダメな作業箇所です、こいう箇所結構出くわしますよ、実際の作業は

で、ロックジャック ボール部を引く事で、引き出しの為、実際はロープとボールを握りこんでいるんですが動作に気を使うんです。

さらに、ミッドセットって言われても、実際の作業でギアを樹上で組み直すって事あまりないですよ、アンカーを変更するときも実際は、ロープエンドで付け替えてって事です、僕はですが、なので一回 作業前にセットすればよほどの事が無い限りギアは外す事ないですので。

実際の現場作業者の意見を取り込んでの進化(退化)って事だと思うよ

ミッドセットは必要なし

またスパイダージャックはギアだけを握りこんでの作業ですので、逃げ下降の時は単純で、ドッリャーと繰出して取りあえず、飛べるんです。この時のフリー感が非常に使いやすい。人によってはココが使いにくいと感じる。

ようは素早く離脱可能となるわけです。

もちろん、ゆっくりゆっくりロープも引き出せるんですよ、全くこちらもコントローラブルですシステム自体がDRTですので、何処までいってもSRTの動きにはならないですから

まっそんな必要の無いように段取り組めよって突っ込みも聞こえますが・・・ それでもって事です

ARTのスパイダージャックの動画に憧れている人も沢山いる筈です、カッコイイ!!です、作業じゃなきゃ飛びまくりたい衝動に駆られますよ、あれは、あれでいいんですが、あの中の動きの速さが繰出せますよって事ですよ、別にあんな風に仕事しろって言ってないので、てっ 出来ないですが・・・

欲しくなるよ、この動画みると
コノ動画で一番共感できるのは 3分51~58秒の間です・・・

 で、最終的には

ロックジャックでも最高!! ミッドセットも出来るし:常にコントローラブル万人受け、押しはコチラ

スパイダージャック、慣れれば問題無し!! 多少の事は気にしない~って人には断然こちら

しかもココゾと言う時にはデモンストレーション的な事
もできる、必要な時も有る訳のですよ、僕らみたいなのには・・・

まっ~ようはどちらでも似たような物ですので、お好きな方をって事です

しかし、メカニカルプルージックを使うと もう戻れないよ・・・

でも、やっぱり ペツル ジグザグ 早く再販されないかな?? あれ
後発なだけに、あれが一番使いやすいのに

SRTも楽しみだぞ SINGING TREE  Rope Runner って奴

最後に一句 ”物欲も 安全管理の 一つです”

春を告げる樹齢300年彼岸桜の治療 強剪定後 半年経過 non spike って・・・

春を告げる樹齢300年彼岸桜の治療 強剪定後 半年経過 non spike って・・・

昨年、大きく外科的治療を施した彼岸桜の治療作業です
本来 アーボリスト ARBORIST と言われる人達はこういった仕事も多々
行っていたのでしょう~♪

龍泉寺 彼岸桜 強剪定後 半年経過

龍泉寺 彼岸桜 強剪定後 半年経過

現在は何か本場でも、特殊伐採系の仕事が目に付きますが・・・
特に天然系のオージー達なんか、バッサっ~バッサっ~て
仕事が多いみたいですが、まっ言葉は日々進化?しますから

樹木医の指示の元切り口に薬剤を再塗布

樹木医の指示の元切り口に薬剤を再塗布

で、”桜伐る馬鹿、梅伐らぬ馬鹿”のことわざに代表される桜ですが
あっ僕は木にのぼる馬鹿です・・・

トンでもない強剪定を施されても何とか新芽を出してくれました~♪

皆には絶対枯れるねって脅かされ、何度も現場の帰りやらに見に行ってたんです、
樹木医のスーさんも何度も足を運んでくれていたみたいで、皆 心配してたんです

またコノ彼岸桜は墓地の中の大木という関係上、添え木等で支えたり人の出入りを制限する事は出来ませんので、伐採処理か延命処置かと皆さんで話し合って頂た彼岸桜です

最初の状態から3分の1程度まで大きく、カットしてしまいましたので新芽が出るか
とっても心配でしたが、何とか何とか新芽をだしてくれましたよ。

今回は以前の切り口への薬剤再塗布とブランチカラー branch collar:幹と枝の境界線っぽい処とカルス callus:被覆組織の状態チェックです

被覆組織が順調かチェック

被覆組織が順調かチェック

ちょっと臨床的な話題、こういうの実は専門だった事も・・・遠い昔ですが
一応 Medical Technologist の免許も持ってたり・・・

という事で

何時の道具は取りあえず置いといて、チェンソー代わりに、バケツと刷毛、薬剤を
ぶら提げて、Climb on !

細い通路から限られたポイントをGETして tree on!

細い通路から限られたポイントをGETして tree on!

カット時もモチロン薬剤塗布して在りますが、またその全てに再塗布します~
しかし今回は以前の樹上作業と違うところが一つ

樹木医のスーさん からのご指示の一つ

クライミングスパイクは禁止・・・スパイク禁止・・・(涙)・・・スパイク禁止って・・・
スパイクで育った、僕としては非常に つ・ら・い 

あっ~ごもっともでございますよ、解りますよ、理解出来ますよスパイク禁止って
そりゅあーソウでございましょう、傷付きますから、僕でも解りますよ・・・

こんな小さな傷で枯れるようだったら、トックニ枯れてますよって心のズっーと
ズっーと奥底で誰か知らない人が叫んでいるようでしたが・・・

「それでも男ですか!軟弱もの!!」 はいっ 失礼しました

クライミングスパイク履けば楽なのに~

クライミングスパイク履けば楽なのに~

お前~出来るだろうがって おっ 認めてくれて嬉しいですよ、光栄ですよ、
その一言で俄然やる気が出てきました、褒められて伸びるタイプです、多分

でもね~作業効率が格段に変わってくるんです、段取りがとっても変わってくるんです
スゲー時間が掛かるんです、スパイクがあれば、回り込みのオーバーハングも、
全く問題無いんですが==愚痴ジャー無いですよ、コレも独り言ですよ

そんな訳ですが、桜も頑張ってくれてますので、僕も頑張ります。

切り口は合計数十箇所・・・全て回って薬剤を塗布していきます、しっかし誰だよ~
こんな高い処まで切った奴・・・スゲー遠い細い処まで切り口があるよ~

文句を言いながら、ヌリヌリしていきますが、伐った当初は足場として有った
枝やらが今は無いのですから、条件は当然悪くなっているのです

あっ~あんなところまで伐ってあるし~ ふっ==

支点から更に上のずっと向こうへ=誰だよあんな所まで・・・

支点から更に上のずっと向こうへ=誰だよあんな所まで・・・

ココで一句 ”自分がね 伐ったとしても 人のせい” 心の一句 

さらに、以前 枝やらが有ったと考えても凄い処までカットして有るんです・・・
モチロン自分でノコを入れた筈ですが、どうやって伐ったのか解らないトコが

まーそんなコンナでグチャグチャとロープに遊ばれながら、作業を進めます

ロープがグッチャくちゃ・・・スパイクさえあれば

ロープがグッチャくちゃ・・・スパイクさえあれば

ロープの技術は ダブルロープテクニック DRT/ シングルロープテクニック SRT と
色んな技術は在りますが、ドレが正解かってのは無い筈です、
色々組合わせて使えば いいんですっ 自分の使いやすい方法が一番、

「安全なんてもんは、臆病なくらいでちょうどいいのよね。」

さてさて、この再塗布作業の後には日除けも付けないとイケマセン
この日除けが絶大な効果を発揮、スーさん 流石に樹木医 御見それしました(笑)
今年の夏はコノ日除けで、桜も過し易いと思います、コレが知恵の蓄積という物なのか

この彼岸桜樹上へのアクセスルートは限られていますが、
ルートを変えつつ慎重に素早く作業を進めます、スローも一発勝負!! 
大体1発で決めちゃいますが・・・

それでも結構大変なのですよ、ポイントに到達するだけでは
僕らの仕事は成り立たない、その先が重要なんです、あくまで作業が出来て何ぼの世界

何処までだって行って見せますよ、スーさん

何処までだって行って見せますよ、スーさん

で、サッキのトンでも無いところドウヤッテ伐ったか、帰りの車の中でやっと気付いた!
行ける所まで行って高枝伸ばして伐ったんだ・・・そんな事だった おそまつ

そんな処もモチロン、根性でヌリヌリして置きました

最後に大きく腐っている箇所をチョット削って幹から巻き込みの邪魔にならないように
して終了です Tree surgeon ? っぽいぞ

被覆組織の邪魔にならないように、切り口を整形外科手術

被覆組織の邪魔にならないように、切り口を整形外科手術

一日中お日様を浴びに浴びてスパイクの恩恵を身に沁みた一日、
こんな作業で行ったり来たりにはコイツがとっても役に立ちました 

ART climbing gear  ART Spiderjack 
スパイダージャック !! 格好イイでしょ?

ART Spiderjack スパイダージャック 

ART Spiderjack スパイダージャック 

”嫁さん曰く”何処が格好いいのか? 下から見上げ=の いくら?するの~それ(無表情で)

僕:沈黙・・・聞こえないフリ・・・

で、こいつの事はまたにでも

まっ~タマにはこんな作業も勉強になります、顔はモチロン、口の中も まっ黒け=に
なりましたが、ありがとうございました。

秋風の吹く頃にまたお会いできれば幸いです==

PS:スーさん シッカリ直して戻って来て下さい。
必ず良くなると陰ながら祈願してます

Special Thanks 住職 庫裏さん and 土の中の皆さん~

STEIN X2 Aluminium Climbing Spikeで風速10m/sに耐えろ!! in 愛知県 大口町 :クライミングスパー クライミングスパイク

STEIN X2 Aluminium Climbing Spikeで風速10m/sに耐えろ!! in 愛知県 大口町 :クライミングスパー クライミングスパイク

以前、伐らせて頂いた脇で追加の赤樫伐採作業です

愛知県 大口町 伐採作業

愛知県 大口町 伐採作業

自分が伐る事は無いと思い、全くノーマークの支障木だったんですが
回ってきました~

ノーマークだったので、下見は”ちら見”程度・・・

ま~気にする事は特に無かった筈・・・ですので しっかり伐らせて頂きます

今回は 色々と試したい道具を持ち込んで、ぶっつけ本番にて実戦投入
して見ます

例の如く現場状況っと

お宮さんの隣接地の赤樫3本、一本は北側 竹林方向に倒れて、
一本に掛かり木状態、掛かり木を取り除き隣接住居の上に枝が被さってる支障木を
撤去。

立ってる2本は南側に傾斜
住居はモチロン、北側の竹林にダメージを与えない事と言う事で伐採作業です 

ま~こんな所で好条件??(何時もより)ですので、オニューのスパイク等が
使えるかどうか試してみましょう~♪

使うのはコレ!!

STEIN X2 Aluminium Climbing Spikes

STEIN X2 Aluminium Climbing Spikes

STEIN X2 Aluminium Climbing Spikes 
ステインX2 アルミニュウム クライミングスパイクです

今まで、鍛冶屋で打ってもらった爪から昇柱器やら日本製のクライミングスパイクばかり
使って来ましたが、ソロソロ変えるかっていうことで、余り自分の中では評判の良くなかった

舶来品にしてみました

今まで使わなかった訳??

特に日本製の昇柱器で全く問題無く仕事が出来た為、それと
体格的に欧米人に劣る日本人には少し大きいかも?って事

今回、欧米のクライミングスパイクにする訳

格好いい!! コレ一点です
少しばかり不安はあるんですが・・・

嫁さんには格好で仕事する訳じゃー無いでしょっ!
全然意味が解らん・・・って 

それが男ってもんなんです・・・

では、使ってみましょう~♪

ちなみに、この日は濃尾平野特有の鈴鹿山脈から吹き降ろす、強風の中の
作業となってしまいましたが、伊吹おろしとコチラでは言ってます

作業は東側の掛かり木から伐採していきます、東側には竹柵がありブチ倒す事は
出来ませんので、刻んでいきます。

樫の木 掛かり木の伐採作業:一気に離すと怖いかも?

樫の木 掛かり木の伐採作業:一気に離すと怖いかも?

掛かり木になっている傾斜木は立木から引き起こして処理
引き起こしには、コイツを使いましたが、コイツの事は次回に
(コレ GRCS Good Rigging Control System )

GRCS ・Good Rigging Control System

GRCS ・Good Rigging Control System

作業は無難にサックリと

掛かり木のトップを処理して次に~

掛かり木のトップを処理して次に~

2本目から徐々に風が強くなり、下でも風上に向かって立っているのが辛い状況に・・・
リギング中は数百キロの枝葉がまるで、凧の様に空中をお散歩状態です

樹上の僕は、タイタニック状態です・・・

簡単そうで簡単には中々ね~

簡単そうで簡単には中々ね~

イメージ的にはもう少し早く帰れると思ったのですが、ヤラレマシタよ強風に
普段なら、上空からブチ落とす事が出来る処理木も住居側に

飛んで、飛んで、飛んで、飛んで~状態ですので、全てリギング処理・・・

時間が掛かるよ ふっ~

ここまでくれば後は”木こり”の独壇場です

ここまでくれば後は”木こり”の独壇場です

枝葉を全て処理した時には台風なみの暴風状態で、流石に”やめようか~”
って言葉も出る状況でしたが、何とか堪えます

まっ~天気には逆らえませんが、頑張ります!!

で クライミングスパイクのインプです

一番、格好良くて、調整が利きそうなコイツ
STEIN X2 Aluminium Climbing Spikes 
ステインX2 アルミニュウム クライミングスパイク

ステイン X2 アルミニュウム クライミングスパイク

ステイン X2 アルミニュウム クライミングスパイク

ですが、

やっぱりカッコイイ!!です
アルマイト処理された、ブルーが最高です

スパイクのギャフはショートバージョンです、フットアッセンダーを同時に
装着する事が多いので、ロングバージョンにしようかと迷いましたが、ただでさえ
ズボンや靴をギャフで踏み付ける事が多々ある関係で、とりあえずショートで
ショートでも45㎜ 程在ります

●日本製と大きく違うのは、

:プロテクターが非常にシッカリしている事
:スパイク(爪)の交換が可能
:スパイクが非常に鋭い(日本製はサンダー等で削って使用中)
:簡単に装着可能
:兎に角 格好いい♪(コレ非常に重要

●違和感のあるところ

:やっぱり大きい
僕の身長175センチでも一番短い状態で、ギリギリ(後日、改造し短くしました)

身長175センチ以上の人じゃー無いとお勧めしません

身長175センチ以上の人じゃー無いとお勧めしません

使い心地は、ギャフの関係か、ガッシリ幹に喰いつきます。
滑る感じは感じられませんし、プロテクターが多きため、疲れが
少ない。

後は、ひざを折り曲げた時には、長さの関係で動きが制限される
この事は、短くカットする事で改善しましたが

ガッツリっ!! 喰いつきますよ、流石に本場物

ガッツリっ!! 喰いつきますよ、流石に本場物

垂直方向もオーバーハングも日本製と変わらず、対応可能
コレは、慣れも問題もあるはずですが。

ココで注意いておきますが、スパイクを付けたからと言って誰でも
登れると勘違いしないで下さい。

やる気のある若衆が
やらして下さいと、言って教えてみますが・・・誰もがその後、言います
”簡単そうに登るのにとっても怖い・・・って”

で、スパイク

勝手に使ったよ、キコリーノ~♪ 笑いを誘いますが、みんなコンナ感じなんです

新しいスパイクでしたが

ヤッパリ 要改造

ヤッパリ 要改造

という事で、使えるし格好いいけど、兎に角、デカイ!! 体格に
合う物を手に入れるのが難しいかも。

次はカーボン製をゲットしてみます

試し試し作業しましたが、強風の中 作業終了~住居の主様が振り落とされるんじゃー
無いかと、ヒヤヒヤしたよ~上手に伐ってくれてありがとう~♪

と嬉しい一言、コチラこそヒヤヒヤさせましたが、ありがとうございました。。

PS: 南木曽 I 様 激励のお電話有難うございました。木曽谷の為なら恩返しと思い
頑張らせて頂きます、今後ともよろしくお願いいたします

Climbing Spurs クライミングスパー ・Spur(乗馬靴の踵に付ける金具)

STEIN X2 Aluminium Climbing Spikes ・Spike(大釘、尖った物)

steal technique 木曽谷から伊那谷へ 

steal technique 木曽谷から伊那谷へ 

ゴールデンウィークって一日だけでしたっけ?忙しいのって良い事です

巷の連休話を聞きながら、懐かしい場所を巡りながら
伊那市を目指します!

目的地は長野県伊那市=アーボな人なら それっ ”ピンぅ”とキマシタヨネ

Kの付く?です、全国から はるばる やって来るみたいです

はっい~終了~と言う事で、答えは

カツ丼・・・ソースカツ丼

ゴールデンウィークなのに、連日オシゴトの疲れが抜けきれず、ちょいだるい感じで
朝も寝過ごし、起きたのはAM6:00 5:30頃出発しようと思っていましたが
初っ端から躓いて・・・

背中一杯に冷たい視線を浴びながら、コソッと家を抜け出しました・・・

名二環からの名古屋ICに中央道に乗り込み 家から1時間の中津川IC~ 
今は昔、楽しいひと時を過した家を横目に木曽を目指します

あの頃はまだ可愛げも有ったな・・・ふと 哀愁に浸る 心の叫び・・・

南木曽駅~長野県

南木曽駅~長野県

そんなコンナで南木曽駅~トイレに行こうと駅前に車を止めると、懐かしい
人が自販機の補充~マスターに珈琲を一杯頂き、喋くりまくって 小一時間・・・

マスターまた寄らせてもらいます

マスターまた寄らせてもらいます

尚:この喫茶店は現在営業しておりません、下のお土産やさんに寄って下さいね

案の定、ICから随分時間掛かったな~??と はっい 駄弁ってた・・・
ほんじゃまっ 行きますかってな事で、伊那谷に潜入です。

昔から、木曽谷から伊那谷 何となく~ちょっと悪い事しに行く感覚です・・・
(男性諸君には解るはずです・・・)

イメージですよ、全くの、イメージですっ

しかし、伊那の景色は最高!! だな 山しかない木曽とは大違い、まさに
”木曽路は すべて 山の中” by 島崎藤村(木曽・馬籠宿 出身です)

今日だけは、綺麗な空気に包まれ幸せです・・・家では何時も不穏な空気に包まれてますので・・・

そうこうしてる内に目的地に、ソースカツ丼じゃーなくて

アウトドアショップ K

アウトドアショップ K

こちら~アーボリスト情報発信基地、アウトドアショップK~
なまこ壁のアウトドアショップって・・・無いよね~

少しばかり、使いたい道具を試させて頂こうと、こっそり ステルス的に潜入ですっ
友達のキコリーノは数回訪れていて、大体なんでも、試せるよって事で試します。

まっ必要な道具も有ったので、ゲットしておきましたが

でっ 気になっていたのが、ユニセンダー、それにヒッチハイカーです

ユニセンダー 等 色んな道具をお試しですっ

ユニセンダー 等 色んな道具をお試しですっ

ユニセンダーってどうよっ?って事で、

ヒッチハイカーってカッコイイのか?当等ですが、お試しですっ

使用感は個人的な要素が大きいので、ぜひお店へどうぞ~

私もニュータイプの筈だっ!!

私もニュータイプの筈だっ!!

色んな道具をお店の前で試せる!! ヨインじゃーないですか♪
さーびすぅ~さーびすっ~て事で、見れて試せて、聴いて、教えてくれて
リピーターが多そうなのも納得です。

折角きたので盗める技術やヒントは少しでも盗んでいきます。

色んな処でアーボな用品は売られていますが、価格競争から離れて大変参考になるお店でした~
コレが理想だと思います、人で売る!!

良いショップですので、お勧めです

そんなこんなで、あっという間に、お昼になり、いざっ!! ソースカツ丼の旅へって言うときに
バッテリー上がり・・・ 皆様 大変ご迷惑お掛けしました、謹んでお礼いたします

気を取り直して、お店では皆さんでバーベキュー等中 後ろ髪を引かれながら

伊那名物 ソースカツ丼を目指します!名古屋近辺でカツ丼といえば~
モチロンみそカツですが、ソースって普通じゃないの~な感じですが

伊那名物 ソースカツどん

伊那名物 ソースカツどん

B級グルメの達人 キコリーノ推薦です、喰らって見ましょう
大きなカツが控えめなご飯の上に ドッカ~ンと鎮座して、どうよっ~って
感じで、大食いの人でも満足できそうで、期待==だいっ=

甘辛なタレが本来のカツの味を引き立てて、おいしいです。味噌カツになれた
名古屋人でも、コレはコレで美味しい。個人的には濃い目の味噌カツのが好みですが

次の日も巷はお休みだそう・・・僕は明日終わらせたい現場が有るので、当然 お仕事・・・

楽しい一日は あっという間、権兵衛トンネルを通り抜け木曽路へ

今のスキルを与えてくれた、会社の看板を横目に渋滞にはまりつつ家路を
急ぎます。

あの頃があって今がある!!

あの頃があって今がある!!

モチロンこそっと自分の家にも侵入です・・・

Special Thanks キコリーノ

Petzl Zig Zag 来た~シングル派をも魅了する。ペツル ジグザグを試す!

安全上の重要なお知らせ:
ペツル社メカニカルプルージック 『ジグザグ』 の使用中止のお願い

この情報は、2013年 4月15日に発表した

 

「安全に関する情報: ペツル社メカニカルプルージック 『ジグザグ』」
に関連する追加の情報です。

ペツルから 正式にジグザグに対してリコールが出ましたのでご確認下さい。リンクして有ります

 

以下の文章はそれ以前に、試した物ですご了承下さい。

 

Petzl Zig Zag 来た~シングル派をも魅了する。
ペツル ジグザグを試す!

ペツルのニューカマー入荷待ち続出?のPetzl Zig Zagが
やって来ました

僕んじゃ無いけど・・・

俺、ダブルで仕事する事余り無いから、アンマリ興味ないね~って
言ってたのに、

そんなにイイか~俺には必要ないなって言ってたのに~全然カッコよく無いって
言ってたのに~

そんなに言うんだったら、買っといた。

へっ・・・ 買っといた・・・ 買っといた・・・ えらい、僕の為に(見せびらかす気だ)

先を越された、ま~試す事が出来てある意味ラッキーですが
早速 秘密基地に集合 全天候型 フリードリンク 付き
(僕は好き放題、子供の時からなので・・・)です

秘密基地でダラダラと

秘密基地でダラダラと

ウインチでウィーンとセットして、さ~トレーニングという名の、お遊びです

色々と試して、トレーニング

色々と試して、トレーニング

発売になれば何処でも直ぐ手に入るかって、思って
たのが間違いでした・・・全く入手困難状態

去年から、コヤツは凄い絶対欲しいNO1ギアだったのに、予約なんか出来るかって
思ってたのに

コイツの持ち主”キコリーノ”はシングルがメインですので、
必要ない筈なんですが、ま=いいでしょ、試させて頂きます

ちなみに、キコリーノのパワフルな天然木曽ヒノキの枝打ちは以下でチェック=

見せてもらおうか?Petzl Zig Zagの実力とやらを!!

基本的にダブル用ですが、折角なのでシングルでも使えるかも
試してみます

Petzl Zig Zag

Petzl Zig Zag

写真は上で少し足して、お試し中ですので、基本のシステムでは有りませんのでアシカラズ

最初は、基本のダブルで使用 

で感想は

も~コイツ無しじゃー仕事できないなって感じで、

上も下もスルスルです下降時もキチンと制御していて、フリー
になる感じは皆無です、人にもよるけど僕は割と早いスピードで下降
するので、スピード出しても怖いと感じるほどでは有りません

しかし コレ良い! 凄い 滅茶苦茶イイ。

モチロン上への上昇時のラインの入り込みもスムーズです

このスムーズさはイコール安全作業に繋がる。

ま~作業時は少しでも楽な方がイイ、横方向の移動時の動きが気にならなく
のもイイ、

フリクションヒッチなどのライン系だと、どうしても噛みこみが出来てしまい、
ココゾの時に硬かったり、あと数センチというときにスッポ抜けたり
、そんな事も~コレ一つで解消しちゃうほどで

ついでの、シングル対応も出来るかって?

まっ~基本フリクションヒッチの代わりですので、使えるはずですが、
Rope Wrenchを咬まして試してみました。

zigzagにRope Wrenchを咬まして

zigzagにRope Wrenchを咬まして

まっ~コレはコレで有りな感じです、登降時にギアを吊り上げてあげる必要は
在りますが、いい感じには登れますし下降も問題ありません。

毎年、毎年新しい道具が出来てきて、キリが有りませんが、確かに言える事は

面倒くさい事が無くなるイコール安全作業です、値段もソコソコですので
取り入れる事は取り入れる、コレが大事です

ちくしょー他の道具と抱き合わせで、注文しようと思っていたのに、無性に欲しい!!

コレ、イイよ

という事で、予約しておきます・・・

Special Thanks キコリーノ

Rigging Techniques  本 読みました

Rigging Techniques 本 読みました

日本における実践的アーボリストの先駆者が
書かれた、教本から僕も学ばせて貰おうと、泣き泣き5000円だして
読ませてもらいました。送料入れたら 6000え~ん え~ん(泣)

そんなこんなで レビュー

Rigging Techniques 本 読みました

Rigging Techniques 本 読みました

技術的な事や内容はどうこう言う立場ではないので、置いておいて

嫁さん曰く 

「自分は凄いと思っているその態度がダメダメなのよ~
ね~聴いてる? 聴いてんの? 他人の良さもキチンと認めなさい!!」

「はいっ(ビシィシ! 敬礼)・・・」  想像できるだろ? キコリーノ・・・

ホボ聞こえてるんですが、チェンソーの騒音で耳がカナリ悪いので、聞こえないフリ
こういうときは役に立ちます

脱線した所で、コレは凄いぞと思ったことを。

① 日本語で全て書かれている

当たり前だけど、やっぱり凄い事で、誰でも読むことが出来、理解する事が
出来る。英語の本だと、判っているようで、細かな言い回しが理解できない時が
ある

② イラストが多くビジュアルのみで解る

大体が欧米の技術であるから、当たり前だのクラッカーんですが、道具や
方法が目から取り入れることが出来、初心者には大変とっつきやすい、

おっちゃんでも理解できる

コレ見といて~と、相手に伝えやすいし

③ 基礎が書かれている

これが、教本として使われて?いるのかどうか僕には解りませんが
当たり前のことを、基礎として最初から理解できる、これは良いんじゃー無いでしょうか?

こうした特殊な作業は、何が基礎?だか 訳判らない状況ですので

判ってるけど、忘れてる? ケド大事な事です

まっ~こんな本を買う人はある程度、実戦を重ねている人でしょうから、使える物
使えないもの、ココはこうだな!とか色々意見が有るでしょうが。

まずは、日本語で書かれたこうした本が世に出たという事が大事なので、
5000円はちょっと高いけど、拍手を送ります。

欲を言えば、さらに実戦編や超基礎編なる本が出る事を期待し。

まじめに、こうした教本が多々出回り、毎年旅立っていく多くの伐採作業者が
一人でも少なくなる事を祈願いたします。

で、内緒ですが・・・特別に お安く読む方法

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2人で読めば、2500円 5人で読めば 1000円~ うっ~良い考え だめ?
あたりまえ~♪ あたりまえ~♪

PETZL グリヨン GRILLON ワークニングポジション ランヤードの中身

PETZL グリヨン GRILLON 
ワークニングポジション ランヤードの中身

セミスタティックロープをしようした調節型のランヤードです
ロープの性能なんかは、色々難しいので勉強したい人は勉強して下さい。

ツリークライミングやアーボリスト達はフリップラインと同義語で使って
いる?と思いますが、日本的にはランヤードの方が意味が通じやすい

こんな事はどうでもいいのですが、僕は基本的にはこのロープ系と
ワイヤーコア:ロープの中心にワイヤーが入っていてチェンソーで触れた位
では、切れないランヤードの2本を使用しています

しかし気をつけていても、やっぱりチェンソーの刃にどうしても当たるわけです

カスリキズなら多少は使えますが、やっぱり気持ち悪いので、見つけ次第カットと
なります。交換ロープが高くて馬鹿にならない・・・

落ちるよりはましなので、潔く切り捨てましょう。

で、折角なので分解してみました。
ロープに関してですが、芯と外皮から構成されていて中身はこんな感じです。

セミスタティクロープ semi-static ropes

こちらのグリヨンのデバイスは殆どグリグリと変わらない気もしますが
見た目は殆ど変わらないが、中身や動きが少し違うし、ワークのカタログには入っていない

カタログの数値はモチロン大事だと思いますが、どんな道具なのかを知るには
やっぱり実戦と解剖

使い心地と数値とこの道具だったら、大丈夫!!と 作業には安心感と信頼が
とっても重要じゃないでしょうか?

中身の芯は数十本のストランドを丈夫な外皮で守られています。こりゃ=強い訳だ

さらに、このグリヨンには使い方にアレンジが効き、15メートル前後の作業には
良い仕事をしてくれます、ランヤードとグリヨンだけで終わってしまう仕事もカナリ
多いし。

ついでにデバイスも掃除します、単純な構造ですがこの単純さが大事かも

PETZL グリヨン GRILLON ワークニングポジション用調節型ランヤード

PETZL グリヨン GRILLON ワークニングポジション用調節型ランヤード

入門用のような印象も受けますが、オススメです。今でもランヤード自体も使用
してない人も居ますから、なるべく使いましょう

自分の安全は自分で守る、何かあったら周りの人にも迷惑掛けますし、迷惑掛けてるのは
お前だという声も聞こえてきますが・・・

使用方法は見て・触れて・練習しかないので、兎に角まずは地面で練習です

Arborist rod アーボリスト ロッド ”届け あの枝先へ”

アーボリスト ロッド ”届け あの枝先へ”

Arborist rod そんな名前聞いた事が無いです、名前的には
そのまま直訳で

その名は”抜無双” 男子だけに・・・

周りに保護施設の無い伐採作業には、まったく必要ありませんが

Arborist rod

枝下に家や壊れ物が有るときに、もうちょっと先にロープが掛けれれば
引き寄せや、2点吊りが出来るのに・・・

この先は細くて、悔しい思いをした事 あると思います!!

誤魔化し誤魔化し枝先へ進みますが、体重70㌔アップの人間が乗るには
どうやっても近づけ無い所があるんです。

そんな事で、穂先が折れて道具箱の底で眠っていた釣竿を改造です。

渓流様の硬調5メートル!! 5メートル先にロープを掛ける事が出来る
優れものに変身です。

ナラや樫等の高重量の樹木など5メートルもある枝は 半端無い重さになり
枝一本の墜落で大事故になりかねませんが、

このロッドさえあれば、そんな心配もなくなるわけです

住宅地の支障木の処理にとっても 良い仕事してくれます。

巨木や大木なんかであれば、先っぽまでドンドンいけちゃうことが多いのですが
住宅地にある木なんかは、”その先に==”と何度思ったことか、しかしこれからは、

太い所から すっすっス=です

今日の現場で早速 試してみましたがコイツのおかげで、リスクも大幅に軽減
精神的負担がグット楽になりました。

度胸や根性って 何の事的? 素晴らしい道具になり大満足です。

でもこの竿はカーボン製です、電線や雷には注意が必要です、電線屋が使っている棒は
重すぎるけど、いまどきグラスファイバー製の釣竿の長いのなんて売ってないし

当分この新兵器??アーボリスト ロッドを使います。

STIHL MS 201TC スチール チェンソー 投入

STIHL MS 201TC スチール チェンソー投入しちゃいました

トップハンドルチェンソーの定番はモチロン?小刈るコガルですが
山ではどういうわけか、小さなトップハンドルのチェンソーはメーカーは
どうであれ、全てコガルと呼んでいます・・・

樹上でも殆どデカイのぶら下げてますが、体力温存とパワーの有る物
が出てきたので 身を切る思いで買っちゃいました 

嫁にはコレが無いと仕事にならないと言い訳して

で購入にさいし、選択のポイントは

一番にパワー 

パワーと切断スピードが安全に繋がるので、パワーはとっても大事です
作業自体はある程度、枝はもちろん幹が裂けても対応できるようにポジションを
取りますが、その前に切り放してしまえるスピードが欲しいです

2番に格好の良さ・・・

コレのみです

チェンソーの重量は余り気にしません。
軽ければモチロン嬉しいですが

重量を気にしない体に作り変えればいいですから~

国産の機械も良い物があるんだろけれど、やっぱり
ハスクバーナ とスチール で天秤です

スチールは新型の201TCになっていましたし

ハスクの338 XPは不具合が多いみたいだし、近くに販売店が無いので
人生初 スチールにしました。

スチールのカタログにこんな事が書いて有ります

あるチェンソーユザーが彼の新しいチェンソーについて誇らしげに語りました
「私の車の助手席には、彼が座るのです。キチンとシートベルトと付けて。」

う~ん 解る!! このキャチフレーズに負けました・・・完全にマニアです

で、インプレションですが、パワーはコンナもんでしょう。

トップハンドルは所詮小型機ですから

バーを短くすれば、全然変わるのでしょうが。

コレ一つで何でもこなせるパワーは有りません

35CCにしては良い感じです、欲をいえば40CCにしてもうチョイ パワーが
あればもっとGOODです

しかし、国産機のような イライラは有りません、広葉樹の裂けも余り気にせず
刃を入れて行けます

バーは取り合えず 40センチをつけて貰いましたが、樹上で使いにくいことは無いですね
僕は割りと身長もあるので問題なし

 

 

欠点が2つ

燃料タンクが小さく直ぐにガス欠になる、これは面倒くさい。

チェンオイルは一杯入るのに、なぜ? 新型エンジンで燃費20パーセントアップと
カタログにはありましたが、ガンガン回すとあっという間「使い方にもよりますね・・・」

もう1つブレーキカバーのチェーン側に樹脂製の押さえが付いているのですが
こいつの幅が狭く、チェーンを抑えてしまっていて低速ではチェーンが軽く回ら無い
わざとなのか?不良品なのか?は解りませんが、樹脂製ですのでそのうち削れてしまうので様子をみてみよう

 

しかし、トップハンドルはやっぱり危ないです、安全に使います

トップハンドルは片手作業が多いですので、左手の動きに常時注意していないといけません

また、小型機と油断して注意力が落ちてしまう・・・小さい奴程怖いのですよ 何でも。。

伐採における、アーボリスト的”システム”仕掛けを、

伐採における、アーボリスト的”システム”仕掛けを、
こう解釈して・こう使う的ページとして

街中の伐採作業は、地上作業は勿論、樹上作業も頻繁にあって
新しい、方法を順次取り入れていかないといけません。

地上作業が主であった、山師や”木こり”はごく一部のスペシャル
な人意外は、きちんとした講習や勉強しない

”しない”と言うと語弊があるが、実質的には講師よりも現場の
ベテラン作業員のほうが、経験に基づいた知識等で、仮に新しい
技術ですよと~と言っても、すでに工夫してそのような仕掛けを作って
いたり、それより楽な方法も知っている。

新規の機械等が必要であったり、新しい道具であれば、その使い方を学ばなければいけないが
限られた必要最低限の道具で、大きな山に立ち向かうので、当然工夫するので
ある。

その、知識に理論が加わる程度でどんどんやってきた。

実際、高所伐採作業で必要な、アーボリスト用の仕掛けを勉強しているが。
先ほども書いたが、新しい 機械や道具類以外は殆どが、

山の架線作業だけでは、理解できないほど複雑で完成させている。

最初は、横文字だらけで、何の事なのか、さっぱり解らない事が多かったが

ロープに保持されて、派手な動きばかり目に付き、一見”スゲー”と思うが
実は緻密に計算されている。

アーボリスト用の仕掛け”システム”で一番の違いは、
作業で使用するロープがワーヤーロープから、化繊ロープに変わると言う事が一番大きい

あとは、その仕掛け”システム”の名称が横文字である

横文字はなんとなくカッコイイし理論も素晴らしいし、アーボリスト的名称もカッコイイし憧れである。

だから、アーボリリストの技術を”すげー”と思い、勉強しているのですから

ということで、横文字のシステムを噛み砕いて解釈していく

そんな事で、このシステムは日本語的にはコンナ感じでこう使う?とかまとめていく
コーナーとして使っていく。

最後にアーボリスト達が長い年月をかけて安全確保の為に積み重ねてきた、
技術が多く、見習い取り入れなければ今後の伐採作業は有り得ないと断言しておく

 

昇柱器について

昇柱器について

欧米では climbing spurs クライミング スパー climbing spaikes クライミング スパイク

名古屋市内等の住宅地での伐採には、余り使う機会が無いが
必ず、必要な道具なので。
樹上伐採や特殊伐採で、使う機会も多くコノ道具が
使えなければ、ロープに頼るしかないほど 木こりやアーボリスト
には必須アイテム
一番最初に付けたのが、山の鍛冶屋が作ってくれてた、爪の長さが
10センチ程の3本爪の木登り爪、
コレをスパイク足袋の底に履いて
後は紐でクルクルと縛り付けて、固定する方法の物で長い間付けて
上っていると、金具や強く縛ってある紐で足が痛い痛い・・・

軽くて安定はしているのだけれど、痛みがひどく僕には余り合って
居なかった、大体調整する物もないいたってシンプルな構造の為と
昔の人ようで、足のサイズが多少大きい27センチの僕には小さかったのだろう
調整できるのは、紐の縛る力ぐらいで、調整というには程遠いが昔の道具としては
かなり優秀でした、

これが無いと作業出来ない:セミの様に木にとまっているには
良い。
今使っているのは、昇柱器と名前がついていて、その名前の通り昔電柱が木であった頃
:まだ田舎に行くと目にする事ができる、勿論愛知県や名古屋市内にも随分ある

この木の電信柱を登るのに使用?していた道具で、基本的には
欧米のクライミング・スパーやクライミンング・スパイクと同じ構造の物
日本製らしく、僕にも丁度良く日本人の体に合わせて調整可能。塗装も実に丁寧に
して有り、良いものだけど唯一の欠点と思えるのが、ベルトとスパイクの固定が
細い金具で装直来るときに、気を付けないのといけない点と、突然コノ金具が

”神隠し”
になってしまい、常時予備を持っていないと何となく落ち着かない点

コチラは一本爪で爪は5センチ位でかなり先も太めなので、グラインダーでちょいと
尖がらせて使用中です。
最初は足袋で使えるか?と思ったが コレは完全にブーツ等のゴツメの靴の方が
断然安定して、一本爪に力が集中して使う事が出来る。
一本爪を使っていなかったので、始めは違和感と不安定さを感じたが、食い込みは
半端無く食い込んでいくので、針葉樹は勿論、広葉樹の硬い幹でもザックリと食い込んでくれて
慣れれば問題ない

幹に食い込ませて、登るので、傷は付くがコンナ傷で枯れる木ならば、トックに
枯れてしまっている。
このスパイクとロープの両方で自由に体のポジションが取れるので、ロープだけで
は僕は登ら無い

しかし、なぜ?欧米の道具なカッコ良いのだろう??日本製 ダサすぎる、
サイズが合えば、欧米製のカッコ良い物がいいのだけれど・・・・

 

日本の道具のデザインを向上を望む

Vertical Speed Line 垂直方向のスピードライン

Vertical Speed Line 垂直方向のスピードライン

素直方向のスピードラインの有用性、一般的にアーボリストの皆さん
が”スピドライン”を組むのは横方向に材を流す事を思い浮かべるのだと
思う?のですが、

街中の伐採作業では余り必要が無い

住宅街の庭先等では、カットしたタンコロを下に放り投げる事の出来ない
時に、このスピードラインを垂直方向、幹に沿わせて設置する事が多い
いわゆるVertical Speed Line と言われるもの

上から投げて、コロコロと転がり保護施設に激突したりさせる事が無いように
である

また、カットしている木の直ぐ前が道路だったりする事もあり、それこそ
下に投げたのはいいが、車に当たったり人間様に当たったりしたら、一大事

大体は、下にカットした枝葉等を敷き詰めてクッションにしてやれば大方問題無いのですが、気を使う現場等は、垂直方向に一本、ラインを取るようにしている。

でもコレが、実にめんどくさい

が=事故(補修等)が有る事を考えると、コッチのほうが安心で確実です。

街中では、念には念を入れての作業が安心です

リギング”rigging” 索具 とな

アーボリストのシステムを架線の知識で置き換える
リギング”rigging” 索具 とな
要するに、吊り下げつ事の総称かな

ルアーなんかでリグといえばメタルルアーを挿す事から

何かしら、吊る・釣る と日本語的には解釈できそう
ま~英語を無理やり訳すのだから、そんな感じでいいんじゃないでしょうか?
良く、横文字好きな人たちは

ココをリギングして==とか
こっちをアンカーにしてコノ枝をリギングして==とか
スピードラインはこうして・・・(横文字のオンパレード)
お前ら、何人じゃ~とついつい顔は笑って”心の中で叫んじゃいます”が
るリギングとは 吊り下げて降ろすと言う事でOKです。
でも言い方はどうでもいいので、下に落下させず下の構造物を壊さず
安全に降ろせれば結果オーライです。
降ろし方には色々ありまして、コレは大規模索道等で中継を使う
何段にも及ぶ、架線集材と比べれば、構造も規模もコンパクトに
考えればまったく問題ありません。
アーボリスト達によれば、横にずらすと、ドリフト等
それぞれに名前がついているのですが

しかしながら、コミニケーションの手段としては、
ココを横に滑らせて、ちょっと浮かせて、ココまでいったら素早く
降ろして 等 こういう言葉が伝わりやすいし
みんなに伝わりやすい。それが安全の一つでもある
また、使用する機材も1個で何十キロといったものから、数百グラム
にかわるだけで。

天と地ほどの差。 
初めて、クランプ担がされた時は人間の限界を知りましたし・・・
リギングって言葉知らなかったけど、前からやっとるわ==

ロアーリング(ロワー) システム:Lowering system

Lowering system

ロアーリング システム
ロワーリング システム

日本語的には、樹上でカットした樹木をロープを巻きつけて
人力で降ろせる程度にまで、重量を軽減して降ろす速度も調整する装置

ロープの仕組みを変えることで、巻き上げも可能(一応・誰もやらない?)

そのオオモトのとなる機械:機械と言うにはオコガマシイ程の
装置を

Lowering Devices という


使用方法は、各自学んで欲しいです、ココに書いてあったからこうなった
と言われると、ヘコムので

この中心の丸いドラムと棒にロープを巻きつけ使用する。時には2つにしたり
3つにしたり、ドラムの数をかえると、それだけ使用できるロープがふえて
色んな事ができるが、通常は1~2個あれば十分かと思う。
木こり的には、株や切り株、または根や枝等を使って、同じ仕掛けが出来る。

まさしく究極の原始的装置、意味さえ理解すれば使用方法は簡単。

Lowering system=安全に下げ降ろしできる仕掛け

ということ。しかしちょっとした工作物なのに、日本で買うと高い!
高すぎる、自作も簡単ぽい。。。