昇柱器について
欧米では climbing spurs クライミング スパー climbing spaikes クライミング スパイク
名古屋市内等の住宅地での伐採には、余り使う機会が無いが
必ず、必要な道具なので。
樹上伐採や特殊伐採で、使う機会も多くコノ道具が
使えなければ、ロープに頼るしかないほど 木こりやアーボリスト
には必須アイテム
一番最初に付けたのが、山の鍛冶屋が作ってくれてた、爪の長さが
10センチ程の3本爪の木登り爪、
コレをスパイク足袋の底に履いて
後は紐でクルクルと縛り付けて、固定する方法の物で長い間付けて
上っていると、金具や強く縛ってある紐で足が痛い痛い・・・
軽くて安定はしているのだけれど、痛みがひどく僕には余り合って
居なかった、大体調整する物もないいたってシンプルな構造の為と
昔の人ようで、足のサイズが多少大きい27センチの僕には小さかったのだろう
調整できるのは、紐の縛る力ぐらいで、調整というには程遠いが昔の道具としては
かなり優秀でした、
これが無いと作業出来ない:セミの様に木にとまっているには
良い。
今使っているのは、昇柱器と名前がついていて、その名前の通り昔電柱が木であった頃
:まだ田舎に行くと目にする事ができる、勿論愛知県や名古屋市内にも随分ある
この木の電信柱を登るのに使用?していた道具で、基本的には
欧米のクライミング・スパーやクライミンング・スパイクと同じ構造の物
日本製らしく、僕にも丁度良く日本人の体に合わせて調整可能。塗装も実に丁寧に
して有り、良いものだけど唯一の欠点と思えるのが、ベルトとスパイクの固定が
細い金具で装直来るときに、気を付けないのといけない点と、突然コノ金具が
”神隠し”
になってしまい、常時予備を持っていないと何となく落ち着かない点
コチラは一本爪で爪は5センチ位でかなり先も太めなので、グラインダーでちょいと
尖がらせて使用中です。
最初は足袋で使えるか?と思ったが コレは完全にブーツ等のゴツメの靴の方が
断然安定して、一本爪に力が集中して使う事が出来る。
一本爪を使っていなかったので、始めは違和感と不安定さを感じたが、食い込みは
半端無く食い込んでいくので、針葉樹は勿論、広葉樹の硬い幹でもザックリと食い込んでくれて
慣れれば問題ない
幹に食い込ませて、登るので、傷は付くがコンナ傷で枯れる木ならば、トックに
枯れてしまっている。
このスパイクとロープの両方で自由に体のポジションが取れるので、ロープだけで
は僕は登ら無い
しかし、なぜ?欧米の道具なカッコ良いのだろう??日本製 ダサすぎる、
サイズが合えば、欧米製のカッコ良い物がいいのだけれど・・・・
日本の道具のデザインを向上を望む