樹木のゴミ処理料金等

庭木や樹木の伐採作業後に発生した、樹木を廃棄するには産業廃棄物業者に引き取ってもらうのが一般的です。

(法律的には、下記に記載しておきますが 一般廃棄物扱い)

昔は切った木をチップ(パルプ等の製紙業の材料)として買い取り業者も居ましたが

仮に買取してもらえても

チップにするには、大きな20トン超のトラックに満載して運んで何とか運賃が出るか

出ないか、そんな感じでなので

今は、余程の事がない限り、買取はして居ません。

また、テーブルや各種材木として、売れる木は町中(まちなか)には滅多に存在しておりません。

当方では、余程の銘木で無い限り処理してしまいます

写真のような木でさえも処分の対象です

伐った木を売ればいいでしょう?と言われる方も
大勢いますが、そんな時代では無いのです・・・。

家具として使えるようにするには、製材所に運搬⇒製材⇒乾燥と時間も手間も要り、流通している材木を購入した方が断然安いのです。

そんな事から、処理をお願いするのは、チップにいして紙や木材ペレット等に加工して処理している業者さんにお願いして処理していただいております。

処理料金は 重量計算で 100キロ約2,000円~ ㌔5円程又上がりました

樹木の種類や混合物等によりまた、変化します。(ややこしいです)

1トントラック 一杯で約20,000円ほど費用が要ります

また、そうした業者までの運搬費用も発生いたしますので、予めご理解下さい。

 ★お客様は皆ゴミ処理費用の高い事に驚かれます

はっきり言いまして、伐採工賃よりゴミ処理費用の方が

高い事も良くあることで

神社等の高木では20トン トラックに何杯もゴミが出ることも

あります。

大きな木では、ゴミ処理代金が数十万円と言う事も珍しくありません。

見積もり金額の殆どは、ゴミ処理費・・・悲しい現実もあり

手元には・・・です。

造園業から発生した木の剪定くずは産業廃棄物になりますか。

  • 産業廃棄物に該当する「木くず」は、日本標準産業分類による大分類D(建設業)に該当する事業の事業活動に伴って生ずる木くずであって工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものと定義されています。庭園、公園、緑地等の苑地を築造する工事を行う場合は大分類D中の「造園工事業」に該当するため、当該事業により生じた木の剪定くずは産業廃棄物に該当します。一方、造園業(主として請負で築庭、庭園樹の植樹、庭園・花壇の手入れなどを行う)は大分類Dに該当しないため、当該事業により生じた木の剪定くずは一般廃棄物に該当します。

アーボリスト 空師(そらし) やっぱり”木こり”です。

伐採士(ツリーマン)の松永清貴(まつながきよたか)です。林業修行の後、町に戻り都会の真ん中でチェンソー片手に、高木・巨木・大木 特殊伐採 など樹木伐採の仕事をしています。

名古屋市中区 地下鉄と木こり

約10年間 日本で屈指の山林資源を誇る長野県木曽郡南木曽町にて林業に従事していました

日本の業界内では知らない人は居ないココの会社で修行させていただきました。(有)勝野材木店 現(株)勝野木材

山林部は独立 (有)ヤマカ木材

木曽の勝野で手に入れることの出来ない材木は国内では何処に行っても入手出来ない
と言わしめる、さらに、あなたの住んでいる家の木も実は勝野のヒノキかも?
と一般住宅の供給も大変好評なそんな会社です

町に下りてきて、大工さんから林業業界の人殆どが、この会社の名前を聞いた事があるらしく、業界では超有名らしい:そんな事とは知らず、わがままに仕事させていただいていました。今思えば、若かった

社長もかなりの人物ですが。キャラの濃い仲間ばかりでした

その証拠にリンク先を見ていただければ解ると思いますが、国内の有名どころの寺社仏閣の大きな高級木曽ヒノキ等の高級材木はココから出ているんです、勿論伐り出しも担当しています。

あまり大きな声では言えませんが、日本人ならだれでも知っている
神社の材も実は・・・だったりします

 先輩 「ワカちゃん」 の雄姿です。当時のエースでした
元気かな~(涙・・・)若ちゃん 何時からだって”climb on!!” だぞ
 まっ楽しく暮らしているでしょう

さてさて

林業と言っても 細分化されており ざっと流れとしては下記のような感じです。

  1. 草刈り
  2. 苗植
  3. 育林
  4. 枝打ち・間伐
  5. 伐採・搬出

簡単にですが、僕が従事していたのは、5番の伐採・搬出作業で専門的には素材生産作業といい、開伐であれば、一山全部の皆伐 間伐であれば切り出す木のみ伐採し搬出する作業です。

古くより木曽の山は建築材として貴重な木材を数多く産出していたが、関ヶ原の戦い後の江戸時代の初期、城郭・城下町・武家屋敷・造船などの建設によって森林の伐採が進み、山々は荒廃してしまった。そこで、木曽の山を管理していた尾張藩により森林の保護政策が行われ、ヒノキの伐採が禁止された。後に、誤伐採を防ぐため、似たアスナロ、サワラと、重要なコウヤマキの伐採が禁止され、さらにネズコが追加された。「木一本、首一つ」ともいわれるほどの厳しい政策の「留山制度」がとられた。その際伐採が禁止され、

保護された五種類の樹木を木曽五木という。しかし、厳しい保護政策にも関わらず山の荒廃は止まらず、さらに尾張藩はクリ・マツ・カラマツ・ケヤキ・トチ・カツラにも保護指定をし、伐採禁止の地域や樹種を拡大させることによって、森林の保護に努めた。その結果、美しい山を取り戻すことになった(ウィキペディアより引用)

上記のような事から、未だに日本国内で唯一林業のみで生計を立てる者も多く、今でも全国から腕利きの林業従事者が集まる山で、年寄り衆に伐採の方法を叩き込まれました。

大体 材木の搬出には、チームが組まれ、伐採 架線作業 重機作業全てこなせて、一人前

 また、私の山に居た頃は、天然林にて木曽ヒノキや各種大計木の大きな巨木の伐採がありましたが、昨今の環境保護の観点から、そうした巨大樹木を伐採する事は今は無いようです。

一見 チェーンソーで切り倒すという、単純で簡単な作業に見えるかも知れませんが、各種の樹木を確実に安全に切り倒すという事は、かなり難しい事で、毎回、毎回が勉強です。

最近の街中の伐採仕事は寺 神社境内の巨木、大木や高い木に登りカットする事が多いのですが、数年前から欧米の樹上伐採の技術や理論が解りやすい形で入ってきており。

伐採に関わる道具や技術も変わりつつあります。
欧米では、アーボリストArborist といわれています。

アーボリストの呼び名は欧米では一般的なのかは、解りませんが
日本では商標登録されていて、気安く使えないみたいです。
(問題があるようならば、改正いたします)

一定レベルの技術と理念をキチンとして下さいよ。
と言う事だと思いますが

日本的に言えば樹木医が高木のお世話の為に木に登り手入れをする。

木こりよりアーボリストって横文字でカッコイイ!!ですが

10年ほど前はアメリカ人の友人は”ツリーマン”といっていましたが、

こちらは、伐採専門技術者が木登りして、作業をする、コチラですね、ボクは.

それぞれの特徴

アーボリスト:植樹から剪定・管理までして始めてアーボリストと云う事らしい・今の所(言葉の意味合いは日々変わるから)

木こり(僕):兎に角、何としてでも”伐る!”ただ目の前の木を”伐る”

伐る事一つでも難しいのに、それ以外のこと・・・僕には出来ない 
木こりの誇り、木切りじゃー負けない!地面はもちろん樹上でも!

また

一昔前は、どんな形でも切って来い!! 的 ガテン仕事も有りましたが
いまでは、いろいろなアーボリスト用の道具で安全に伐採する事が
出来るようになってきました。

クライミングの技術や道具を伐採用に理論立てていて、もっと早く
教えてくれよ~な事が多いのも確かです。

新し技術で安全に迅速に作業できるのであれば、ドンドン取り入れ行くべきですね。

山じゃ~まだまだ先の話だと思うけど

これからの樹上伐採技術のスタンダードになると思いますので
鋭意 アーボリストの技術の向上・吸収に努めつつ、伝統の伐採技術
を合わせて、伐採のスペシャリストに

でも、基本はチェーンソーワークですし、日本では”木こり” 僕もね。

思いっきり本音で、

地面に這い蹲って何万、何十万本伐って、デカイのもシッカリ経験して、
モチロン目標を持ちながら

樹上に登った方が良いかな、

アーボを目指すなら まづは山でチェンソーを使い込んでね

アーボって派手に見えるかも知れないけれど
言葉だけ先行して、木切りの経験が薄いと思うのは俺だけか?
あっお前もなって声も・・・(耳悪いので聞えませーん)

だって”厳しい仕事だよ” 僕は楽しいけど

若者よ、山へ目を向けろ!! 新しい発想で山を木を救え~

良い見本が居るじゃないか、木曽の若人達 cut tree キコリーノ

良い見本が居るじゃないか、木曽の若人達 cut tree キコリーノ

また、この情報化社会で便利屋さんやお庭屋さんが木を切っているのを見かけますが、もちは餅屋 が安心です。

正直、植木屋さん達でも伐る人は沢山いると思います。
でもね、伐採だけしかしてない僕達から見てもデンジャラスな作業です

自分だったらコノ人に伐って貰いたい!!そう 思って頂ける”木こり”
を日々目指しています

僕は迷い無く伐る

伐採等に関わる所得資格

伐木作業従事者特別教育修了(チェーンソー使うには必須)

林業架線作業主任者(一応国家資格です:そこそこ難しいっす)

車両系建設機械運転者(グラップル等重機に乗るのに必要です)

etc