Vertical Speed Line 垂直方向のスピードライン
素直方向のスピードラインの有用性、一般的にアーボリストの皆さん
が”スピドライン”を組むのは横方向に材を流す事を思い浮かべるのだと
思う?のですが、
街中の伐採作業では余り必要が無い
住宅街の庭先等では、カットしたタンコロを下に放り投げる事の出来ない
時に、このスピードラインを垂直方向、幹に沿わせて設置する事が多い
いわゆるVertical Speed Line と言われるもの
上から投げて、コロコロと転がり保護施設に激突したりさせる事が無いように
である
また、カットしている木の直ぐ前が道路だったりする事もあり、それこそ
下に投げたのはいいが、車に当たったり人間様に当たったりしたら、一大事
大体は、下にカットした枝葉等を敷き詰めてクッションにしてやれば大方問題無いのですが、気を使う現場等は、垂直方向に一本、ラインを取るようにしている。
でもコレが、実にめんどくさい
が=事故(補修等)が有る事を考えると、コッチのほうが安心で確実です。
街中では、念には念を入れての作業が安心です