桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿 木に登る馬鹿

名古屋市天白区にて桜の高所選定作業

ことわざ:桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿

と有りますが、

梅の木は枝が伸びたら適当に切らないと
良い花が付きませんよ。

桜は切る時期と切り方に気をつけないと、切り口から”腐朽菌”が
入って枯れていきますよ。

昔の人の経験談です

しかしながら、ほかって置いてよい庭木などなく、それぞれの事情も有り
ますので、最善の処置を施します

今回 剪定するには、少し遅めで ソメイヨシノの老木 1本は70年程です
ソメイヨシノの寿命が大体60年程らしいですので、貴重な一本です

僕の剪定処理で、枯らしてしまったら申し訳ありませんので、
アドバイスを頂く為に愛知県樹木医会の樹木医 ”tree doctor 鈴木” 
スーさんに診て頂きながらの作業となりました。

スーさんのアドバイス大変勉強になりました、全国 一緒に回りましょう~
樹木医さんに診断していただきたい方お気軽にご一報下さい

で、

奥様と僕はバンバン切りたいタイプ・・・

樹木医のスーさんと旦那様はあまり切りたくない

と言う事で、中間に落ち着きました。見た目が余り変わっていませんので、
もう少し切りたかったですが

枯れてしまったら元も子も有りませんので、腹八分目ということで

最初の状態がかなり ワイルドだぜ~ でしたので、枯れた大きな枝等から処置
切った後には速攻で”ばい菌”が入らないように薬を塗っていきます。

薬は2種類を選択して、カバーしました。

枯れの進行が進んでいるところは、出来るだけ生きてるところまで、削りだして
ギリギリ カラーが出ているところで処置

薬の色が黒や茶色なので、今でもプロの庭師さんでも墨汁等塗っている人が
いますが、違いますからね==

傾斜地に生えている木で樹高もあるため、こちらもアクロバット的作業となって
しまい、見ている御施主様には”ハラハラドキドキ”とさせてしまい、申し訳ありません
でしたが、無事終了できました。

僕的には大変楽しませていただきましたが、見ているほうは疲れちゃいますね。

10時にはお茶、お昼には奥様手作りのケーキ、旦那様特製チキンカリー等など、
大食漢の僕には天国のような環境で、大変楽しく作業させていただきました

ケーキなどは、子供達の分まで頂き、ず~と そこのお家で切ってればいいのにと
訳のわからぬ事もいいだすしまつ・・・

旦那様も思いっきり働いて頂き、ただただ頭の下がる思いで一杯です、会社では
きっと良いボスなんでしょう。

沢山の思いでも頂、感謝の気持ちを込めて。施主様にはこれからも多くの幸せが
降り注ぐ事をご祈念して 

ありがとうございました。

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