ナラ枯れの病巣 a focus

2月 10th, 2012

ナラ枯れについて2

楢枯れの切り株

前回のナラ枯れの記事

ナラ枯れの伐採が続いたので枯れ木の切り株をパチリっと

初めて見る人はこんなもんか?と思うでしょうが、ちょっと”グロい”です

じっくり見るのは初めてですが、健康な木とは明らかに違います

楢枯れの木

幹もこんな感じで全身から粉をフキ出していて、痛々しい

元からは、水を噴出していて酷い状態です。

原因はもちろんカシノナガキクイムシです

コイツが産卵の為に木に進入し卵を産んでいくんですが、
その時に一緒に”ナラ菌”という細菌を一緒にばら撒いていき

その細菌により木の細胞が死んで”水”を上げる導管が機能しなくなり
やがて枯れてしまう。

さらに、木の中で孵化したキクイムシがまた何処かの木に入り込み
この繰り返し・・・

ナラ枯れの幹

大体こんな感じで、周りの楢の木もキクイムシに侵されて枯れています。
こうなったら伐るしか無いのですが、枯れた状態で年数を重ねると、危なくって
手出しが出来なくなります

ラフターが入れればどうにでもなりますが、登らないと処理できない場所となると
枯れ木は厄介です、ヅコヅコで危なくってしょうが無い・・・

そんな事にならないように、早めの処置が必要です。

しかし、何とかならない物かな

詳しくは、コチラを参照にして下さい。

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