住居脇のシイの木 大木を伐れ LAST HOPE

松尾芭蕉の故郷 忍者の里 三重県伊賀上野 

住居脇のシイの木 大木を伐れ LAST HOPE

見積もりの帰り道 携帯にて

色んな造園屋さんやらに断られて困ってるんですが!と入電

車の中でお話を伺うと、三重県ですが大丈夫ですか?と
何度も伐りに行っていますので、モチロンokですよと、軽口を叩きましたが
ひょっとして泊まりか?と心配も、しかし困っている様子でしたので、見に行きますと

状況は住居横に結構なシイの大木が数本あり、その横は傾斜地さらに建物有り
また、先に相談した業者さんが高所作業車やクレーンは入れないと
言わたそうでした

ま~見てみないと何ともいえないので、岩本重機の先輩と遊びがてら
見積もりに

三重県伊賀上野 大木伐採作業

三重県伊賀上野 大木伐採作業

伊賀上野って正直 何処? 近いの?遠いの?ってな感じでしたが
地図的には、何とか2時間半ぐらいで行けそうな場所 本当に大丈夫かって
思いましたが、見積もりの時間も決めちゃったので、行くしか有りません

伊勢湾岸道から名阪を乗り継ぎ、やって来ました 伊賀上野~ 忍者よりも
松尾芭蕉を推してるような看板が多いのが気になりますがまっ其処は許しましょ

時間がすこし空きましたので、伊賀上野城を散策 天守閣の無いところに近年になり
無理やり天守を作ったそうで・・・ですが

城の周りは芭蕉の生家やら見たいところ満載でとっても面白そうでしたが、タイムアップ
です。見積もりが通ったら昼飯驕ると大口叩いて、現場に

近くまで来たんですが、そんなに大きい木ないよね~と、水屋根の古風な屋敷にて
可愛い、妹さんにお断り、横に回りこむと・・・ あ・る・よ・・・雑木に隠れて

シイ 大木伐採 ソコソコのサイズ

シイ 大木伐採 ソコソコのサイズ

ソコソコでかいのが4本も・・・

人力での伐採 このシイ、中はガランドウ状態

人力での伐採 このシイ、中はガランドウ状態

近くに寄って 判りました! 上が相当前に処理してあったんです、ぶっつぶつに
ヤレル所は切りました状態で、下のデカイ所から木が怒って滅茶苦茶枝を出している状態

ちょいっと登って、アーボリストじゃなくて”木こり”です

ちょいっと登って、アーボリストじゃなくて”木こり”です

なので、樹高が低かったんですが、その分 ふ・と~い んです。

このシイが一番の大物でした、シイだけに 重たいシイ

このシイが一番の大物でした、シイだけに 重たいシイ

しかも、もう一業者見積もり中との事・・・はるばる来たぜ状態の中、ちょいテンション落ちて・・
切れるのか本当に?と思いましたが、見積もりだしたって事は アワヨクバと言う事でしょう

気を取り直して、

御施主様と現場確認、開口一番”出来ますか?”と 判りますよ、散々断られたんですから

でも、僕らは 

伐採作業の最後の砦 言わば 今流行りの LAST HOPE ですよ。

こんな感じの木ばかり相手にしてきてるんですから!
強気です(内心ヤバイなと思っても)出来ませんとは木曽の”木こり”の名誉に掛けても言えません

もうこうなったら、ブッチャケトークで即決いただきましたよ(いつもブッチャケですが)
だってもう一つの業者の見積もりトンでも無かったから、足元見すぎ(ダメだよ!)

といわけですが、あわよくばラフター入れて楽してしまおうと、先輩に同行いただきましたが
全く入れることが出来ず、小さな機械以外ホボ人力作業で進めます

岩ちゃん仕事にならず ごめんね ご飯驕りますから・・・

昼飯は伊賀上野の駅まで行って、伊賀牛はご遠慮させていただき、田楽定食をいや当たりでした!!
伊賀牛か田楽がお勧めと云われていましたが、田楽で正解でした~

大体、一般市民が昼飯に3000円も出せるかって!! あ~あの人達なら食べるな、いや絶対食ちゃてるな
(頑張るんだ、俺)

まー作業はサクサクと、ただタンコロ一つ数百キロの世界です、タンコロ1個転がったら
横の住居や小屋は大穴間違いなし!!

コイツは元を低くとご要望

コイツは元を低くとご要望


一応、進入禁止ねとご近所さんに断って、でも田舎ですのでトッカエヒッカエばあちゃんやらが見にゴザル、綺麗にシテクレテありがたいね~な~んて言ってくれますが、耳が遠いのか一方的に喋る喋る・・・
伐らせて頂きました

伐らせて頂きました

伐採作業は狭い場所に集めないとイケナイので、大変ですが予定通りに、無事終了しましたが、

こんな太さのシイの大木でした

こんな太さのシイの大木でした

今度は搬出です、傾斜地の下は直ぐ小屋(立派なの器具小屋)ですので、

ココからも実は、木がデカイだけに大変、モチロン人力ですから、慎重に切り出して、ガンタンクでサイドベースに運び出しがひたすら続く・・・

見せて貰おうか。伊賀上野のシイの大木の重量とやらを!

見せ付けられちゃいました・・・思う存分、コテンパンに

刻んで刻んでまた刻んで伐採後に搬出です

刻んで刻んでまた刻んで伐採後に搬出です

しかも、出発地は晴れなのにトンネルを越えると雪国状態・・・お断りして焚き火で暖を取りつつ、

ひたすら切っては運ぶの繰り返し

最終日には日もとっぷり暮れて、辺りは静まり返ります、流石に静かだ、コレはこれで良い!!

最終日は日が暮れてしまいました、頑張りましたよ

最終日は日が暮れてしまいました、頑張りましたよ

楽しい思い出もタップリ頂き、無事終了

松尾芭蕉に対抗して ココで一句 ”日も暮れて 切り株語る 昔かな”

おそまつ  

おそまつ

おそまつなが

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