竹林伐採・整備 切って伐ってまた切って キレキレです

竹林伐採 切って伐ってまた切って

竹林整備

竹林整備

孟宗竹 日本に自生する竹の中では最大、さ・い・だ・い

なめてました、完全に

竹林の理想は番傘をさして歩ける程度と言われていますが

そこをめざして抜き伐りしていますが

なにせ、太くて長くて重くて 樹高は20メートル超えの竹も
珍しくない状況、さらに太いところは元で25センチもある竹も・・・

竹林伐採

竹林伐採

直径25センチの竹 完全に竹の領域を超えています

コレを伐採し積んで処理しています
もちろん重機をいれれるはずも無く、人力作業です

節の中に水をタップリ溜めている水筒状の竹もあるし・・・重すぎる

し・か・も この暑さ体力自慢の僕たちでさえ1時間も動けません
35度前後の気温の中では、修行の何者でもありません

竹林伐採作業

竹林伐採作業

汗なのか汁なのか、ジャンジャンと出てきます、その分水分も補給
しますが、一日5リットルは消費

修行好きの僕でさえ、頭が白くなる事数回 ちょつと年上の先輩は
熱中症等を配慮して、こちらの現場はお休みとしました。

あのまま働いていたら、命に関わる酷暑の中の作業です

暑い中ありがとう!! 

てな事ですが ようやく作業を終えました

ところで、竹切り用のチェンソーですが

孟宗竹 太い

孟宗竹 太い

そんな物、存在していません 刃を専用ソーチェーンに替えています

違いが判るでしょうか?

刃の数が通常の倍になっています、コレで硬質の幹を切り刻んでいくわけですが
直径が20センチ前後にもなると、硬い硬いカッチカチ

STIHLのトップハンドルチェンソーの201TC及び希少な020T初期型で
何とか仕事が出来ます弾かれたりは当たり前にしますが

020T 初期型はネームプレートがアルミなんです、外見はボロですがエンジンは新品みたいに
回ります

これが、コガル等の極小機種となるとどうなんでしょう??
ソーバーが薄いのと、刃が細かいので逆に切れそうな気もするが
パワー的に太くて硬い孟宗竹にはダメそう

201TCはピコの角刃、020Tはこのダブルソーを装着、切れ味は余り変わらない気も
しますが、切り痕はダブルのほうが若干綺麗かな

通常切り捨てな場合はその場に切り刻んでおくのですが、こちらは整理して
積んでいます、その作業量は 猛烈で

元玉だけで数十キロもあります・・・しかも全て人力

筋トレが趣味の僕でさえ、この現場が始まってから一度もジムにいけない状態
通常の木切りの後は平気なんですが、ジムに行く元気も有りません

直径20センチ前後で20メートルを超える孟宗竹を運ぶ修行、ダイエット効果抜群です、
太るのが苦手な体質で、自分的には75キロまで体重を上げたいのですが

この現場に入る前、72㌔ 今現在67㌔  1ッヶ月で5キロも落ちてしまいました。
異常な状態です

当然、筋肉量も落ちるわけで脂肪が落ちるのは嬉しいのですが、筋肉量の減少と
共に扱える重量もきっと落ちているでしょうし・・・悲しい

その分 キレキレになっていますが 筋トレ用語では キレテル~キレテル~です

毎年手を入れても竹林の整備は難しいのが現状です、重機の助けなしに
大きな竹林を維持管理するのは、非常に難しい事を改めて勉強いたしました。

手を入れられる状況であれば、まだ良いのですが昨今 町での竹林の荒れ具合は
酷い状況です

周りの健全な森もあっという間に食い尽くしてしまいます

何とかならない物でしょうか?

竹林伐採 整備

竹林伐採 整備

しかしながら、コチラの現場は7月の下旬から9月まで大変お世話になりました。

不手際・遅延等多々ありましたが、明るい笑顔の皆様の御蔭で、終えることが出来ました
良い経験をさせて頂けたと、感謝いたします。

管理部の皆様また、お会いできれば幸いです

PS:お世辞ではないですが、ココ 三重県の ジャパンツアーの開幕戦のある多度のゴルフコースの手入れは半端無く、手間隙かけています

中々、こんな綺麗なコースはありませんよ。

当分 竹は見たくないですが

竹林の伐採でお困りでしたら、ご一報下さい

傾斜地にそそり立つ背の高いクスノキの伐採 

傾斜地にそそり立つ背の高いクスノキの伐採 

家康公のお膝元、八丁みその町 三州三河の国 岡崎城下にて

傾斜に張り付く そこそこの大きさのクスノキです、最近 竹ばかり
伐っていますので、良い気分転換ですが、ちょっとリスキー

岡崎伐採現場

目測的には立ち木のままで、ブチ倒した場合、

整地した土地にギリギリ入る?か ちょっと はみだすか 

ど真ん中に入れれば一発で終了・・・

入れれる自信=70パーセント

または、あっちに倒してしまった場合・・・アウト・・・住居 破壊・・・
目測より大きいかった(左右の広がり) 場合・・・アウト・・・ 住居 損傷・・・

こんな事を頭に描きつつ

でも、今回はogiさんとユンボが居ますので、気分的には少し?楽なんです
本当はラフターあると楽勝なんですけど、

毎度ながら”入るなら入れてしまおう重機械”心の声

そんな事ですが中心の大きな楠木と周りのケヤキ等数本を伐採していきます。

左サイドの立ち木達の真下には小屋、その先には住居、グニャリと曲がっています
竹をさけて光を受ける為です

左側の立ち木の処理

左側の立ち木の処理

岡崎伐採現場

左右は住宅、着地地点は真ん中ですが、そのまま楠木をぶち込むのは
危険すぎ== 昔だったら 伐ってたかも 怖い怖い

切り刻めばユンボも居ますので何とかなるでしょう!!

手間が掛かるのは、左サイドの小さな(真ん中の楠木に比べたらですが)立ち木
達です。

本当は直ぐ下の小屋横に小さなスペースが有ったのですが、絶対落としてはならぬ!!
と元請けさんにも言われ、鉄管とコンパネで保護しています・・・

しかし、まだまだ暑い 危うく熱中症になりそうです

左サイドは予定通りに終了~一安心 メインの楠木の伐採に取り掛かります

樹上の景色です、今回は樹高も有った為、クライミングシステムを組んでいます
岡崎の東市街を一望できます~

ま~結構な高さですよ

ま~結構な高さですよ

メインのこの楠木もともとは最近流行りの竹林に囲まれていた為、縦長になり樹高が
やけに高い

もう一息です、安全に行きましょう!!

もう一息です、安全に行きましょう!!

推定樹齢は御施主様の話も合わせて80年前後 通常でしたら、半球状になるはずですが
背高のっぽ君となりました

何とかココまできり進みました

メインの楠木も無難に下ろし終え、最後に元を伐り離して終了です

元は流石に80ccに28インチのバーを付け伐倒== 一応お約束で 株の上で
空ぶかし~ぶぃ~んぶぃ~ん 

エンジンかけるのが・・・

エンジンかけるのが・・・

横のお家の方に”うち”に倒れてこなかったね~と笑顔で言われ、苦笑い

お施主様と元請けさんに感謝です、楽しい仕事ができました

岡崎城を左手に赤味噌の薫りを頬に受け 国道1号線で家路を急ぎます

Special Thanks:ogiさん&キコリーノ