伐らずに生かしておけるのならばそのままで良い

その木に対する気持ちもあるのです

高木・巨木の伐採は心が弾む一方で何処か
対称木に対して申し訳無いという気持ちが、未だに消えない
ま、木を伐るうちは消えないだろうけれど

木を切る訳はそれぞれにあるのだけれど、100年と
その場の風景を見続けてきた、大先輩を随分後輩の
僕が引導を渡してしまう事に対して、それなりの値段を
付けてあげる事も、必要だと思っている。

単純に1年 1万 100年生きた気ならば100万円は払って
やりたい”木に対してですが” 気持ちはですが・・・

勿論、御施主様は安ければ嬉しいのだろうが、100年生きた大きな木を
伐るのに、俺(木)は、こんなに安く伐られるのか?
と思われたくない気持ちがある。

100年たって魂が宿る木霊の供養でもあるんだ  

”そうだろ~俺を切るからには、そう簡単には伐れないんだよ”

な~んて 言っているいるように思う。

山の天然林なんて伐っているときは、皆 山の衆はそう思っているだろう

300年もたった天然ヒノキを、何本も伐ると段々麻痺してくるけど、思うんだ。

それが、街中だとしたら もう数百年たった木は神様みたいなもんだ。
伐らずに生かしておけるのならばそのままで良い

伐採における、アーボリスト的”システム”仕掛けを、

伐採における、アーボリスト的”システム”仕掛けを、
こう解釈して・こう使う的ページとして

街中の伐採作業は、地上作業は勿論、樹上作業も頻繁にあって
新しい、方法を順次取り入れていかないといけません。

地上作業が主であった、山師や”木こり”はごく一部のスペシャル
な人意外は、きちんとした講習や勉強しない

”しない”と言うと語弊があるが、実質的には講師よりも現場の
ベテラン作業員のほうが、経験に基づいた知識等で、仮に新しい
技術ですよと~と言っても、すでに工夫してそのような仕掛けを作って
いたり、それより楽な方法も知っている。

新規の機械等が必要であったり、新しい道具であれば、その使い方を学ばなければいけないが
限られた必要最低限の道具で、大きな山に立ち向かうので、当然工夫するので
ある。

その、知識に理論が加わる程度でどんどんやってきた。

実際、高所伐採作業で必要な、アーボリスト用の仕掛けを勉強しているが。
先ほども書いたが、新しい 機械や道具類以外は殆どが、

山の架線作業だけでは、理解できないほど複雑で完成させている。

最初は、横文字だらけで、何の事なのか、さっぱり解らない事が多かったが

ロープに保持されて、派手な動きばかり目に付き、一見”スゲー”と思うが
実は緻密に計算されている。

アーボリスト用の仕掛け”システム”で一番の違いは、
作業で使用するロープがワーヤーロープから、化繊ロープに変わると言う事が一番大きい

あとは、その仕掛け”システム”の名称が横文字である

横文字はなんとなくカッコイイし理論も素晴らしいし、アーボリスト的名称もカッコイイし憧れである。

だから、アーボリリストの技術を”すげー”と思い、勉強しているのですから

ということで、横文字のシステムを噛み砕いて解釈していく

そんな事で、このシステムは日本語的にはコンナ感じでこう使う?とかまとめていく
コーナーとして使っていく。

最後にアーボリスト達が長い年月をかけて安全確保の為に積み重ねてきた、
技術が多く、見習い取り入れなければ今後の伐採作業は有り得ないと断言しておく

 

危険?or 危険じゃない?じゃ~ダメでしょう

危険?OR危険じゃない?

街中の伐採仕事が

危険か?

危険じゃないか?

と聞かれれば、何て言おうか実は迷います

山に比べれば、遥かに危険度は低いけど
確かに山は”DEAD OR ALIVE”死ぬか生きるか 
みたいな事も沢山あったけど

町の樹上伐採も山の伐採仕事も、意外と他人様から見て
怖い”危なそう”仕事だけど。

墜落や怪我をする事は、現在の樹上伐採:アーボリストの技術の向上で格段と減っている。

怪我をするのは意外と、木登りでもハシゴ掛けてたり、ゴミ処理の枝や幹で
ノコギリで指切ったり、小さな切り傷なんてのを
沢山つけたりしてしまう。

要は”気が抜けている”この時が一番危ない

樹上では、いかに墜落しない様にとか、チェンソー回すのに、ポジション
を何度も確認したりとか、次の動きをドウスルカ等常に考えて仕事しているのでというか、自分の身の安全を最優先にして

天国(多分・・・)に行かないように
誰もが安全に作業できる環境を作る必要がある。
これを一番の課題にアーボリストの皆が普及されていると思う

で、最初の危険か?危険じゃないか? 

の答えは 危険そうで危険じゃ無い様に作業している 
いや、しなければいけない。

絶対は無いけど、以下に危険度を下げて仕事するか?、これからも
コレを一番に考えて、改善し、体の負担を少なくし(40代な=の=で)
早くキレイに仕事するか。

アーボリストの技に追いついていかないと。

昇柱器について

昇柱器について

欧米では climbing spurs クライミング スパー climbing spaikes クライミング スパイク

名古屋市内等の住宅地での伐採には、余り使う機会が無いが
必ず、必要な道具なので。
樹上伐採や特殊伐採で、使う機会も多くコノ道具が
使えなければ、ロープに頼るしかないほど 木こりやアーボリスト
には必須アイテム
一番最初に付けたのが、山の鍛冶屋が作ってくれてた、爪の長さが
10センチ程の3本爪の木登り爪、
コレをスパイク足袋の底に履いて
後は紐でクルクルと縛り付けて、固定する方法の物で長い間付けて
上っていると、金具や強く縛ってある紐で足が痛い痛い・・・

軽くて安定はしているのだけれど、痛みがひどく僕には余り合って
居なかった、大体調整する物もないいたってシンプルな構造の為と
昔の人ようで、足のサイズが多少大きい27センチの僕には小さかったのだろう
調整できるのは、紐の縛る力ぐらいで、調整というには程遠いが昔の道具としては
かなり優秀でした、

これが無いと作業出来ない:セミの様に木にとまっているには
良い。
今使っているのは、昇柱器と名前がついていて、その名前の通り昔電柱が木であった頃
:まだ田舎に行くと目にする事ができる、勿論愛知県や名古屋市内にも随分ある

この木の電信柱を登るのに使用?していた道具で、基本的には
欧米のクライミング・スパーやクライミンング・スパイクと同じ構造の物
日本製らしく、僕にも丁度良く日本人の体に合わせて調整可能。塗装も実に丁寧に
して有り、良いものだけど唯一の欠点と思えるのが、ベルトとスパイクの固定が
細い金具で装直来るときに、気を付けないのといけない点と、突然コノ金具が

”神隠し”
になってしまい、常時予備を持っていないと何となく落ち着かない点

コチラは一本爪で爪は5センチ位でかなり先も太めなので、グラインダーでちょいと
尖がらせて使用中です。
最初は足袋で使えるか?と思ったが コレは完全にブーツ等のゴツメの靴の方が
断然安定して、一本爪に力が集中して使う事が出来る。
一本爪を使っていなかったので、始めは違和感と不安定さを感じたが、食い込みは
半端無く食い込んでいくので、針葉樹は勿論、広葉樹の硬い幹でもザックリと食い込んでくれて
慣れれば問題ない

幹に食い込ませて、登るので、傷は付くがコンナ傷で枯れる木ならば、トックに
枯れてしまっている。
このスパイクとロープの両方で自由に体のポジションが取れるので、ロープだけで
は僕は登ら無い

しかし、なぜ?欧米の道具なカッコ良いのだろう??日本製 ダサすぎる、
サイズが合えば、欧米製のカッコ良い物がいいのだけれど・・・・

 

日本の道具のデザインを向上を望む

Vertical Speed Line 垂直方向のスピードライン

Vertical Speed Line 垂直方向のスピードライン

素直方向のスピードラインの有用性、一般的にアーボリストの皆さん
が”スピドライン”を組むのは横方向に材を流す事を思い浮かべるのだと
思う?のですが、

街中の伐採作業では余り必要が無い

住宅街の庭先等では、カットしたタンコロを下に放り投げる事の出来ない
時に、このスピードラインを垂直方向、幹に沿わせて設置する事が多い
いわゆるVertical Speed Line と言われるもの

上から投げて、コロコロと転がり保護施設に激突したりさせる事が無いように
である

また、カットしている木の直ぐ前が道路だったりする事もあり、それこそ
下に投げたのはいいが、車に当たったり人間様に当たったりしたら、一大事

大体は、下にカットした枝葉等を敷き詰めてクッションにしてやれば大方問題無いのですが、気を使う現場等は、垂直方向に一本、ラインを取るようにしている。

でもコレが、実にめんどくさい

が=事故(補修等)が有る事を考えると、コッチのほうが安心で確実です。

街中では、念には念を入れての作業が安心です

樹上伐採ツールの選択、電動チェンソーの可能性

樹上伐採ツールの選択、電動チェンソーの可能性

昨日の伐採現場でふと思った。

高級住宅街での騒音の許容範囲はドレくらいなのだろう。

今回はタマタマ後近所さんとも親しい感じでしたので、作業中も
木の上から、”ちょっと煩くしてごめんなさい”と挨拶すると

にこやかな笑顔で笑ってくれたが、そんな人達ばかりでは当然無く

いろんな人達いろんな形の行動をとってくれる。

明らかに、個人宅のあつまる住宅地で、チェンソーの2ストローク
の甲高いエンジン音を撒き散らすのだから、あたりまえの事だけど

なるべく、こちらも行ける所まではノコギリでいくのですが、疲れてくるのと
ついつい時間を気にしてしまい、大き目のチェンソーをぶら下げてしまう

本音はなるべくチェンソーでやっつけたい!!が

そこで、ふと こんなところでは電動チェンソーだったら、十分いけるので
は?と

昨日、道具屋さんで素敵な STIHL のバッテリーチェンソーを見てしまった。

話によれば、30cc位のパワーが有り、十分切れるとの事、問題は駆動時間が今のところ
約20分 しかも予備のバッテリーが38,000円と・・・ 

駆動時間は樹上で使う事を考えれば、問題無いし予備があれば事足りる、しかも
静かで、パワーもソコソコだとすれば、高級住宅地の中では大いに使える。

あとは、このアイテムをゲットできるだけの仕事量を確保しなければ、
まだまだ欲しい道具が山ほどあるので・・・

と言う事で、ウチは電動ですので、ご近所様にも迷惑掛けません。
を売りにしていこう!! そうしよう。

バッテリーチェンソー使えるぞ、きっと。。

STIHL 様 スポンサードいつでもお待ちしております。

個人宅の木の伐採は庭師さんか?

個人宅の木の伐採は庭師さんか?

個人宅の木の剪定作業や植木の植え付けはお抱えの庭師さんに
任せている事が多いのでは無いでしょうか?

勿論、ウチの家もそうでした、

低木の庭木の事はヤッパリ庭師さんは専門ですので、
丁寧に作業や経験的な知識でプロらしくしっかりサポートしてくれます

造園屋さんは今やエクステリアをメインに庭木の植え付けも一緒に
どうですか?みたいな仕事や公共の道路の草刈等のメインテナンス仕事
等、比較的単価の大きい仕事をしているように感じます

また、町の公園等の管理は専門の管理会社があり、それぞれ住み分けて
お互い頑張っていますね

で、当方にお問い合わせは 寺社仏閣を含め殆どが個人様で公共施設は
上記の方々の仕事ですので、お問い合わせも殆どありません。

上記の用に、一見同じような仕事をしていそうで、実際はそれぞれ
得意な仕事や不得意の仕事が有り、個人宅で大きくなりすぎた庭木の
伐採作業は庭師さんや造園屋さんは余り得意ではないのが実情です

ですから、そういった伐採仕事は庭師さんも造園屋さんもウチみたいな
伐採屋にお仕事を紹介してくれて切りにいっています。

なので、ぱっと見ちょっと高くなってしまった高木等は直接お問い合わせ
頂くと、すぱっと早く仕事出来て、ちょっとお得にもなりますよ。