クレーン伐採と特殊伐採のwonderland
先輩の25トン ラフタークレーンとジョイントです
この電線上の立ち木から処理していきます、わかりますか~電線屋さんが
一度処理して高所作業車で届くところの枝等はありません、出来る所まで
「やりました」
その後はこんなん なっちゃいました~ です・・・
登らせていただきますが・・・
先輩には部活で散々シゴイテ頂きましたが、今は良き思い出です
また、一緒に仕事が出来るとは感慨深いものがあります。
このクレーンは3代目という事ですが、いつ見てもピッカピカ、小枝が当たった所も
直ぐにワックスで磨いているくらい大事にしています
しかもガンメタリックカラーでメチャンコカッコ良いクレーンです
道具を大事にする人は仕事も出来ると良く言いますが、まさにその通り
下から打ち合わせどおりピッタリと付けてくれます
枝葉の中で僕の姿は見えない状態ですが、インカムは雑談用?位です
このクレーンで電線や住居に掛かった、枯れ木とナマ木を5~6本クレーンで処理します
何とか入れるスペースがあったので25トンを使用できましたが、これが10トンクラスだと倍以上時間が掛かりましたね、きっと、
ココで一句 入るなら入れてしまおう重機械 「心の声」
で、対象樹高は20メーター超えの樹木ばかりでカナリ気を使う現場ですが
作業日に余裕もありましたので、安全に行きます
一番気を使ったのが 枯れ木です 既に朽ちて住居側に数本落下している
模様で、いつ折れても不思議ではない状態で一番の危険木となっていましたが
取り付くには怖い状態で、作業の方法に迷いますが、何とか処理
またクレーンを使った吊り切りは樹上伐採者の身動きが殆ど取れない状態の中
高重量の枝や幹を切り離さなければナラズ、クレーンの動きには最新の注意
が必要になりますので、伐採者とオペレーターの息が合わないと大変です
針葉樹なら、まだマシですが全部広葉樹ですし
しかもソコソコの太さになると、予想外な方向に裂けていくこともありますし、
天秤になっても怖い・・・目測を誤ると・・・
もちろんクレーンを使わず伐れと言われれば伐りますが、労力が桁違いにナリ
機械を入れれれば、その分費用も抑えられる事もあるんです。今回はマサニです
クレーンが届けば、目の前にフックが来るんですから、架線作業を経験した人からしたら
何とも有り難い事でしょうし、フック位置の自由度も高いし
何が何でも人力では無いのです
その現場に合わせた選択が必要だと思います。
今回の現場は 愛知県の北部、小牧や犬山方面ですがま・さ・に 伐採作業のwonderlandでした
地上伐採・樹上伐採・クライミング・特殊伐採・クレーンによる吊り切・搬出作業有りと
もし僕に弟子が居たならば、この現場をクリーンでこなせれば独り立ちさせても
大丈夫と思わせる、多種多様な伐採技術と経験値が必要な現場でした
山師だけでは対応出来ないしクライミングやロープワークが出来るだけでも出来ない、
総合力が無いと難しいんじゃ~無いでしょうか、作業風景は、撮る余裕がなかった・・・
いつもの様に沢山の方に見物されながらの作業も有りましたが、無事終える事が出来、ほっとしています
しかし、このガンメタリックの25トン ラフタークレーン カッコ良い!!
さらに驚くのがクレーンの燃費
1リッターでどれだけ走れるか判りますか?
な・なんと
500メートル m めーとる ・・・・
ガス代だけでも 凄い
クレーンを使った伐採作業、クレーン作業のみでも 愛知県は東海市 岩本クレーン
嫁さんも募集中です・・・