アーボリストと木こりの違い
実際に欧米等でこの種の職業従事者の話を聞いたわけでも
ないので、あくまでも個人的な考察として。
(知ってる人は教えて下さいね(^^))
まず、始めに、日本においてアーボリストなる資格等
は今のところ存在せず。
欧米に始まる、樹木を始め多くの植物の管理等を行う
者をアーボリストと言うらしく、それにとも伴い高木へのロープアクセス
技術は勿論、伐採等の処理においてもロープ技術を駆使し、樹木の管理を
職業としているらしい
欧米の各国では、その業務をするにあたり、資格等が必要?
(国家資格かはわかりません:誰か、教えて==)
な場合が多く、一般に伐採専門の林業従事者とは違う見方
をしている模様。
なんとなく、伐採屋と樹木医との中間的な感じなのか
実際欧米の樹木の中には、日本では見ることの出来ないような大計木や高木
が数多く存在しているので、こういったクライミングの必要性はよく分かる
そう思うと、アーボリスト的仕事内容は、上記のような仕事は勿論、自然環境を守る
環境整備と言った目的も多いのか?。
残念ながら、日本においては、”侘び 寂び”といった古典的自然観も失われつつ
感じる今日この頃で、寂しい限りです
ただ、嬉しい事に最近この様なことも各メディアで取り上げられるようになり、
これからも生きる、子供達に自然環境について考える良い”キッカケ”にでもなれば
いいのだけれど。
しかし実際の”木こり”として山での伐採作業においては、
クライミング”木登り”での伐採作業もしているが
その殆どが、素材生産現場では、架線作業における”柱”トップブリッジへの
ケーブルの設置等の作業が多く、街中では特殊伐採と呼ばれる、支障木や障害木
危険木の除去目的による、伐採作業にて行われている程度ではないかな?
また、架線作業では、キャリアー(ウインチ装置)へのケーブルの巻き込み時の処理等でシットサドル等の
ハーネスを使う事もあるが、ワークハーネス自体の存在も実際の現場では知らない
人の多いのが実情のような気もする
ただ、実際に目にする、アーボリスト用の欧米の道具等のカッコイイ事といったら
もはや、日本的作業着、道具の見栄えとは違い機械好きの人にはたまらなく魅力的
なツールが多く、出来れば飾って鑑賞したいワーキングツールも一杯で困ってしまう。
当方も山を下りて、町で仕事をするようになり、見てくれから”カッコイイ”を目指して行く事が必要
と思う(その一)